秋半ばのような感じの1日で、実に過ごしよかった。
午前中時々雨が降っていたが、夕方には陽が差してきたので裏に出てみた。
稲穂が日に日に重くなってきているようだ。
鉄塔に集結したスズメの大群が、かしましく鳴いていたのが、ピタッと無くなるのはたいした威力だと感心する。
張ってなければ、スズメたちは、そこに集結してご馳走とばかりに、柔らかい稲粒を狙うに違いない。
それにしても、人間的考えでは、田の周りにだけ張ってあるテープだから、真上から飛んでくれば・・・と思うのだが、どうやらあのヒラヒラ、ピカピカが、よっぽどスズメたちの脅威であるらしい。
これは同じ持ち主の田だけだったが、せっかくここまで育てたのに田を守らねばという気持ちからの発案だろう。
以前テープをまだ張らなかった頃、おばさんがしょっちゅう来て、大きな声でスズメを追い、手をパンパンと打ち鳴らしていたことがあった。
テープのスズメ対策を最初に考えた人は本当に偉いと思う。
それにしても、あのスズメの大群は、今頃何処へ行ったのかしら。