今日もすっぽり冷蔵庫の中に入っているような日だった。
こんな日に、熱々のねぎ焼きは美味しかろうと、先日根来に行ったときお昼のお食事に立ち寄った、「ねごろ」をPCの中から取り出した。
根来寺には年に2回は行っているが、丁度昼食時にくることがなかなかない。
桜の頃も、紅葉の頃も、朝うんと早く行かないと駐車スペースがないものだから、お昼にはもう帰ってしまうことが多い。
何年か前に「ねごろ」で焼いてもらったねぎやきの美味しかったことが忘れられず、2度ばかり友人と「ねぎ焼き」目的で行ったことがあるが、お店の前の駐車場がいっぱいで、諦めて通り過ぎたことなどもあったりした。
今回は裏の敷地が駐車場になっていたので、やっと大好きな美味しいねぎ焼きにありつくことができた。
バサッと思いっきり沢山積み上げるねぎが、先ず嬉しい。
こんなにねぎが入るのに全くべとついた食感のないのが、焼く人のタイミングのよい腕の確かさだなぁと見つめながら思う。
ねぎの上にぽんぽんと卵を二個割って伸ばす。
これで山盛りのねぎが落ち着く。
「どうぞ!」私の前の鉄板に出来上がったねぎ焼きが来た。
早く食べる方に気を取られすぎて、出来上がりの画像はピンボケになってしまった。
ねぎやきの好きな私は、お好み焼きやさんに入ると、ねぎ焼きを先ず注文する。
ねぎやきのないお好み焼きやさんもある。
そこには決してリピートしないことにしている。
それとねぎ焼きがあっても、べとついた感じに出来上がるのも再度訪れないようにしている。
この「ねごろ」さんのは、こんなに遠くまででもそれを食べに来たいと思うくらいだから、実に美味しい。
焼きあがるのを待っている間に、コーヒーをお姉さんがサービスですといって持ってきてくれた。
ありがたいお接待である。
十分満足しながら美味しいねぎ焼きを食べ終えた時、このお店のお母さんから、「車の中ででも食べて」と蜜柑を頂いた。
またまた、ありがたいお土産に、今度桜の花の咲くころには、ねぎ焼きを昼食時間でなくても立ち寄って焼いてもらおうと思った。