春の嵐は金剛山の向こうからやってきたように、昨日は雨のカーテンに隠されてしまっていました。
天気予報では「雨は長く続かない」ということだったので、黒い雲の切れ間のある東の方に桜を求めて出かけました。
最近は遠くへ行く時は常に誰かに便乗させてもらっていす。
石光寺の門前にはお寺の境内から伸びた桜の枝が、満開の花をつけてとても華やかに咲いています。
幸いに雨は降らなかったのですが、風の強さに時には花吹雪が舞ってきます。
花冷えの日が続くと花散らしの雨にも、花は負けないで満開の時も長いのが通常ですが、今年はどうなるのでしょう。風に揺れる枝を眺めながら、青空の日まで咲き続けてほしいと思いながら當麻の里を少し歩きました。