5日土曜日の撮影です。時々強い風が吹きますと、花嵐が起こります。なかなかいい風情です。花が散った後には幼い葉が古木の枝にしっかりついています。当麻寺・仁王門の下にしっかりと花を咲かせている桜です。
当麻寺仁王門の正面から見た桜です。上の楕円形の桜と同じですが、下から撮っています。
境内に入ってすぐ目に飛び込んでくる大きな桜の木です。これはまだまだ花をしっかりつけています。バックの二上山には雨雲が下りてきています。降らないうちにパチパチです。
春の空は気まぐれです。降りそうだったのに塔にカメラを向けた時には、運よく青い空が出てきました。
桜に囲まれた西塔も、東塔も、花の装いがあってさらに美しく見えます。
悪天候の予報のせいか境内には人影がないので、ゆっくりのんびり独り占めです。本堂を守るように二上山が少し雲の切れた空の下でむかえてくれるように見えます。
嬉しいことに青空はますます広がってきました。境内の内側から見た仁王門に、境内の桜の枝が伸びて石段を降りる人を今度は見送ってくれます。
花に迎えられ、花に見送られるいい季節です。四季のある日本がつくづくいいなぁと思える春です。