4月2日にUPした岡の八幡さんの時書いた天誅組の志士が、この代官所を襲撃した時から150年記念の年に、このような碑がたてられたのを観桜の時に初めて見ました。
代官所跡の桜は今満開の時を迎えています。
代官所前の広場には、沢山の人が楽しげに何組かのグループで楽しんでいます。酒盛り観桜ではなく、本当に花をめでるグループのようで、カメラを持って広場に入るのは遠慮して石垣の下から町の方をカメラに残しました。
白くて長い漆喰塀の中は、地方裁判所です。ここに咲く桜は昔から、「裁判所の桜」として親しまれてきているのです。
4月3日撮影の画像ですから、今日のような春の嵐が吹き抜けると、どうなっているかしらと、記事を書きながら思っています。花散らしの雨にならないようにと願っていますが、このように満開だったので少し気がかりです。
長屋門跡の石崖の真上の桜は、かなり年老いているのだと、知らない人が話しかけてくれて今1番元気な桜は、トンネルの辺りから向こうだとのこと。
どの桜も私がうんと小さいころからこんなに大きかったように思うので、お年寄りの桜がまだまだ元気に咲いて、訪れる人を楽しませてくれるのことに元気をもらいました。
上の画像のトンネルの上に上りました。五条美術協会の人ともう一人同じくらいの人が、桜を楽しみながら、私にあそこがいいとか、青空と桜のアングルがいいとか、雨の降らないうちに撮りに来て良かったとか、いろいろ助言してくれるので、桜はみんなと分け隔てなく、話題になっていいものだと思いながら、言われた方にカメラを向けている私でした。
帰ろうと思って車の所に戻るとき、右手の方で電車の音がしたので目をやると、JRのラッピングカーが五条駅方面に向かって走り去るのが見えました。電車はまるで建物の一つのように見えます。昔はここから黒い蒸気機関車にひかれた汽車が、煙を吐きながら走っているのが、ここから見えたものでした。