カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

石舞台古墳あたりの華やぎ

2014年04月09日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

8日の明日香散策の最後は、石舞台古墳あたりを歩いてみることにしました。

古代からでんと構えている古墳は今、満開の桜のスクリーンの前に全容を現しています。巨大な古墳は当時の勢力者の象徴でしょう。 

 

辺りは春色にすっかり塗りつぶされたようで、ここに立つと春を満喫できる喜びを感じます。

  

石舞台古墳を見渡せる高台に上ってベンチに腰を下ろして、何も考えない無心の時を過ごすのが、ここにきて私のできる唯一の贅沢だと思います。

そんな贅沢な時を明日香の地は、余すところなく訪れる人に与えてくれるような気がします。

 

萌え出した木々が柔らかな色彩で、桜や雪柳の背景になって青空の下で精いっぱいの春を奏でているようです。

 

高台から下りて石舞台を取り巻く桜並木を遠望しました。桜に囲まれた巨岩の古墳は今かくれんぼうです。

 

ツツジと馬酔木が芝生広場の隅で、鮮やかな色合いで、春に参加しています。

 

朱色の花はボケの植え込みです。自由にそのあたりを占拠しています。

こんな花たちが石舞台古墳公園の辺りにみられる、春爛漫を一緒に作り上げている愉しい明日香路です。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする