カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

船宿寺 ツツジ

2013年04月20日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

シャクナゲの森から一旦本堂の前に出て、庫裏の裏にあるツツジ園へ行った。 

 

本堂・ご本尊は薬師如来。花供養は5月初旬に行われる。

船宿寺の公式HPには、『4月下旬からキリシマ系がひと足先に花開き、ヒラド系が咲き継ぐ。そして5月下旬から6月上旬のサツキまで、約3ヵ月間、船宿寺は赤紫や朱、ピンク、白などの花の波が打ち寄せ、まさにツツジの花浄土となる。』  

 

  

ツツジ園への道の白い芝桜が綺麗である。

 

     

ツツジの満開には少し早かったが、回遊式庭園を歩くとさまざまなツツジの重なりが綺麗である。 

 

  

ツツジの花が真っ盛りになるときには刈り込み全体が、一つの色彩となり緑の葉っぱが隠れてしまうのが見事である。ゴールデンウイークに来た何年か前は、そんな時が、満開前の静かなツツジ園も、また違ったいい趣がある。 

 

  

ツツジだけでなく椿の木が所々にあり、今花の盛りである。

 

  

椿の花の木を見つめ、その花の一つ一つを日の翳りを見ながら、挨拶するように撮っていったのを集めてみた。 

 

  

ツツジ園から、花の向こうに山門が見える。 この刈り込みが全て花だけにうずまる頃は、本当に見事である。 

 

  

人の訪れの稀な船宿寺を後にする前に、山門から金剛山を望んだ場所に立った。この右手の石垣の大きい花のツツジはまだ咲いていなかった。 

 

  

高台にあるお寺から下の参道に降りたところに、小さい池がある。 そこに水芭蕉が白い花を咲かせていた。3株くらいの花だけど白い花が水面に映って、丁度見頃であったことが喜びだった。(2013・04・18撮影)

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船宿寺 シャクナゲの森

2013年04月19日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

 

  

御所市街地からR24を西に車を走らせると船路というバス停がある。丁度金剛山と対面するような高台のお寺は、「船宿寺」だしバス停の名前は「船路」なのが、風の森峠に掛かる場所柄、山路にどうして「船」とつくのか、ここを通過するたび同じことを思う。

 

  

命名の由来がお寺にあったのを、今まで見落としていたのだ。 

 

  

関西花の寺二十二番霊場で、お花のメインは数多い種類のツツジである。 そのツツジにはまだ少し早いのか、受付はなくて、拝観料は箱の中に入れて入門する仕組みになっていた。 

 

 

修行大師さまの横の山際には、淡い優しい色合いのシャクナゲが 出迎えてくれた。

 

  

一番上の楕円の画像にある「しゃくなげの森」はこの辺りから始まる。

太陽の当たった所は、シャクナゲの色が飛んでしまったが、木陰に咲く満開の花はどれもぼんぼりの様に可愛い。 

 

   

森散策のいり口には、観音様と、お不動さんのお迎えがある。 ここにお参りさせていただいたことに感謝の手を合わせて暫く、二体の仏様の真言を唱えると心安らぐ。 

 

  

新芽が鮮やかな赤色をしているカエデが、緑の中に映えて美しい。庭木や、庭園などでよく見かけるが、なんと言うカエデの種類だろう。

  

シャクナゲの森と名づけているのにふさわしく、山の木々の中から突然現れたり、行く手を遮るように咲いていたりする。その様子が自然でいい。

 

この先は山の中に入ってしまう道らしく、柵がしてあったが、見上げるとまだ高い山の上のほうに花が見える。シャクナゲの花は、白と淡いピンクが多く、その淡い色が、緑の木々の中に目立つので、存在感がある。

  

続く道の見当たらない山の崖のような所に咲いている花を望遠で引き寄せた。ここでも自然のままのように見える。しかし花の時期が終わると何かと手入れはしているのだろう。

 

     

季節の花300で、シャクナゲを調べてみたら、名前の由来から、花言葉、誕生日の花、国花、県花まで記述してあり面白いので転写させてもらった。

 ・漢字の「石南花」は、中国産の別種だが、誤ってこれを用いて 「しゃくなんげ」となり、しだいに「しゃくなげ」になった。
  (「石楠花」は漢名)。

 また、背丈がやや低い姿から、「尺なし(しゃくなし)」→「しゃくなげ」になったとの説もある。


・本(ほん)石楠花や 細葉(ほそば)石楠花、白山(はくさん)石楠花、東(あずま)石楠花など、いろいろ種類があるが、
 ふだん街中でよく見かけるのは、「西洋(せいよう)石楠花」
 かもしれない。

・6月5日の誕生花(石楠花) ・花言葉は 「威厳、荘厳」(石楠花)

・ネパールの国花。
・福島県の県花 (根本(ねもと)石楠花)
・滋賀県の県花(石楠花)
                                             

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白藤の甘い香り

2013年04月18日 | 季節の花

 

  

朝のウオーキングの後、川向こうの野原町に用があって、回り道をした。 金剛寺さんに牡丹の花の様子を尋ねに立ち寄った。

  

牡丹園の開園は20日とのことで、只今準備中。 入って見てくださいと仰ったが、開園の日を楽しみにしますと言いながら、暫く今年の花の様子などお話をお聴きした。 

  

駐車場に車を停めてドアを開けると、甘い香りが門の中から流れてきた。 

 

  

奥様とお話している間中、甘い香りのに誘われたように、大きい蜂が羽音を立てて白藤に戯れている。 よく晴れた空に白藤が綺麗だ。 気温も高く初夏を思わせるような日だったが、明日からまた寒の戻りで、気温が低くなるとのことで、牡丹の花の開花にはどうかしらと奥様は心配そうに話されていた。

今年は本当に気温が異常で、花木たちにも困った春になったが、この寒の戻りの後には、きっと華やかな牡丹が出迎えてくれるだろうことを願いながらお寺を辞した。 

           

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中学3年生のクラス会

2013年04月17日 | ★ 日々の呟き

先週の同窓会の日に、書いた記事を投稿しないまま、今頃のUPとなってしまった。 その間に「桜のバスツアー」も含めてお休みしたこともあり機会を逃していた。

止めておこうかなぁとも思ったが、日々の記録の一つとして、折角書いていたものを1週間遅れにUPした。 

 

 

 

4月11日は中学3年生の時のクラス会だった。 今から62年前、昭和26年3年6組が私たちのクラスだった。少子化の現在でなくて家族の人数が多く、3世代同居が普通の時代だった。じいちゃんがいて、ばあちゃんがいて、兄弟姉妹も4人くらいはどの家庭でもいた時代だった。当然学校の1クラスも45人くらいで、1学年8クラスもあった。

そのうちの3年6組のクラス会は、2~3年おきくらいに不定期ではあったが続いていた。年齢が上がるにつれクラス会に参加する人数は減ってくるのは当然と言うものの、昨日のクラス会の相談会に世話役としてきていたクラスメートが、また1人鬼籍に入ってしまった。出席の通知を出した後白内障の手術をすることになった人や、身内に不幸のあった人など、本人も含めて身内や周りの人の入院や訃報で出席できない人が今回は今までになく多い。

そういう年齢になったことを痛感した。 しかし恩師は今年米寿を迎えて元気に出席してくださった。 みんなを、旧姓で呼びながら、担任して初めての家庭訪問の話など克明に記憶しておられて、話してくださるのには全く、当時のお姿のままのようである。

恩師は師範学校を卒業して最初の担任が、3年6組だったことから、印象的なことの多いクラスだっに違いない。 

  

ランチョンマットは、季節がら綺麗な桜の絵を印刷した和紙だった。

『卯月 会席献立』には、前菜・お造り・小鍋・酢の物・揚げ物・御寿司・吸い物・水菓子のそれぞれの食材やお料理が印刷して次々と適当な間隔で出てくる。日本料理は細やかで繊細な盛り付けと器がお料理を一層美味しくしてくれる。

いつもなら写真に収めるのだが、今回は話に花が咲いてそれどころではなかったので、ランチョンマットのみとなった。

恩師は88歳の今も川向こうの町からこちらの山の手にある畑に、単車に乗って野菜作りに来ておられる。以前に比べたら来る回数も減ったと仰っていたが、とにかくお元気なのは、その野菜つくりが暮らしの中に入っていること、土と関わった生活が元気で長寿の源なのだと、皆で話し合った。

先生から元気を頂いて、次回までお互い健康に気をつけようと約束して散会した。 

今日(17日)所用で、大和高田市の大中公園沿いの道を走っていたら、川沿いのソメイヨシノはすっかり葉桜になっているのかに、所々に牡丹桜の花が見えた。この桜は今が見頃で大阪造幣局の通り抜けの桜も、牡丹桜で、通り抜け開催中の様子がテレビで放映していた。

 

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お堀に春と夕暮れを浮かべて

2013年04月16日 | △ 旅 あれこれ ドライブ

 

バスの中から、国宝の天守閣をしっかり眺めることができたが、いろは松の傍の駐車場に着いたときには、時間的に天守の見える方へと行くことができなかった。それはそれでいい。お城にはお堀がある。そのお堀から立ち上がる石垣も美しい。なんと言っても、桜のビューポイントの4つ目である。散り始めた桜がお堀に花びらを浮かべているのもいい。  

 

  

国宝彦根城は、琵琶湖八景の「月明」の古城として挙げられている。 図らずも途中の交通渋滞で、この彦根城に着いたのは、月こそ出てはいなかったが、もうすぐ闇に包まれる前の、薄暮の趣のある時刻となったことを、これもまた一つの喜びとしたい。 勿論お城は閉門の時刻を過ぎていたので、天守閣を仰ぐ場所は捉えることができない。

 

 

36歳で彦根藩主となった井伊直弼の歌碑とその説明が先ず目に付いた。 

 

  

  

   

              

いろは松は築城当時48本植えたそうでいろは松の名を残しているが、現在は33本とのことだ。松の沿道に沿って歩くと中堀の桜が残照に浮かび上がっている。

今度は表門橋から内堀沿いに、大手門橋のところまでお堀の桜と、お堀に映った桜を、わずかな西日と、6時からライトアップした桜を、十分楽しみながら、それでも集合時間を気にしつつ、「春と夕暮れ」をお堀に浮かべた絶景をカメラに収めつつ散策することができた。

5つ目のビューポイントは、京都疎水の桜のライトアップだったが、添乗員さんの提案でそれを省いた代わりに、彦根城の桜のライトアップに時間を取りたいとのことに、バスの中で賛成の拍手が起こり、機転のきいた発案だったと、バスツアーを思い出しながら十分満足できたこの度のバス旅行だった。 (4月13日撮影)

お し ま い

今日の五條市の気温は県内で一番高く、28,2℃   13157 ( 汗だくウォーキング)

 

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