お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

八幡平温泉 ゆらら(秋田県)

2021年08月07日 |  ♨ とうほく 湯処.

   入浴速報:八幡平温泉 ゆらら(八幡平ふれあいやすらぎ温泉センター)鹿角市2021.8.6 
          映像:公共の湯、シンプルな佇まい。窓際の循環用の集湯・湯落溝が気になる。

   公共の湯にお世話になる。公共ゆえの悲しさで、循環・塩素は覚悟の入浴。しかし、嘗て
   あんなに嫌っていた公共の湯が、今ではありがたい一湯になっているのも事実だ。登山を
   していると、どうしても山里に三時以降の下山となる。暖かく迎えてくれるのは公共の湯。

   【DATA】単純温泉 53.9℃ PH7.3   源泉:八幡平温泉 (源泉入湯1,127湯目)

   浴感:公共の湯らしく湯趣は感じられない。基本的に八幡平スキー場の客用に作られた
      感じがする。しかし、クライマーにとって三時以降入浴可能は真にはありがたい。
      今日は焼山で35.4℃の鹿角地方の気温が其の儘肌に焼き付き、水風呂に飛び込む💦

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あずまね温泉 ききょう荘

2021年06月02日 |  ♨ とうほく 湯処.

入浴速報:東北推奨湯  あずまね温泉ききょう荘(岩手県紫波町)   2021.5.30

岩手県紫波町にやって来た。目的は早池峰山の山岳トレッキング。この地域は温泉
が乏しい。その中で、名湯と思われるのが「あずまね温泉」。紫波町の東根山の麓
ラフランス畑に湧出した。一般民用には「ラ・フランス」温泉があるが今日は姉妹
施設「ききょう荘」を利用した。コロナ災禍で、少しでも濃密を避ける様配慮した。

【Data】単純温泉 39.8℃ pH9.0  源泉:あずまね温泉(けやきの湯)(源泉1,120湯目)

記録:日本百名山早池峰岳の制覇を目指し、登山前の一湯。 地元では美人の湯で
   知られている「あずまね温泉」早池峰山の麓のワイン施設の従業員のお勧め。
   実はこの温泉には数十年前に「ラ・フランス館」で入湯しているが本ブログ
   では初公開なので、入湯源泉にカウントすることとなった。温泉制覇も続く。
   
参照同じく山名が冠された近隣の公共温泉「姫神温泉(ユートランド姫神)

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湯本温泉 丑の湯(西和賀町)

2020年12月29日 |  ♨ とうほく 湯処.

画像:湯田温泉峡 湯本温泉 公衆浴場丑の湯  (2020.10.07)
                   【宮城・岩手・秋田温泉探査2020】

いよいよ、湯田温泉峡の核心部に迫る。湯本温泉の温泉関連施設が密集する
一角にある公営公衆浴場『丑の湯』を利用した。高度経済成長時に建てられ
たコンクリートの建屋や湯壺は無機質で味気がないやはり木造が良いのだが。

【Data】含食塩ー芒硝泉 95℃ pH7.6  源泉:湯本温泉第6号泉(入湯1,109)

浴感:お湯を楽しむという雰囲気ではない。どこかの老健施設の様な無機質
   な湯船と、消毒・循環・・・これではお客が減るのは必須。温泉峡の
   中心にある施設は今年売りに出され買い手がつかなかった。再生期待。

参照#①北東北(宮城県北・岩手・秋田)温泉探査  2020  紀行
   ②木造で提供されている公営公衆浴場「修禅寺温泉 筥湯

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来田温泉 弁天の湯(岩手県)

2020年08月10日 |  ♨ とうほく 湯処.

入浴速報:来田(らいでん)温泉 弁天の湯 岩手県一戸町楢山茶屋町  2020.8.8 

青森県と岩手県の県境の里山折爪岳をトレッキングした後汗を流すのに立ち寄っ
のが、道の駅おりつめから県道5号経由20分で到達できる温泉施設。古くから
の湯治場来田温泉弁天の湯。カラオケが流れ、まるでタイムスリップしたようだ。

【Data】冷鉱泉  13.2℃  PH9.0   湧出量8L   源泉:弁天の湯(源泉1,088湯目)

浴感冷鉱泉なので沸し循環(塩素消毒)だが、山岳トレッキングの後の入浴は
   格別だ。施設も綺麗だしSTAFFも笑顔。一戸町の福利厚生的施設で好感だ。

記録:一戸町立来田保養センターが正式名称。管理組合が運営しているが、一戸
   町の保養施設と言っていいだろう。珍しく食堂まである。昭和の雰囲気が
   し、当日も、ご老人の団体が憩っていた。送迎バスも完備し地域の社交場。

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いきいきランドぽんぽ館(山形県戸沢村)

2020年04月02日 |  ♨ とうほく 湯処.

 Memoir:とうほく湯処 いきいきランドぽんぽ館(山形県戸沢村2005.7.17)

 山形路
を探査。最上川に沿って北上中、韓国をテーマにした余り人も居ない道の駅とざわ
 「モモカミの里高麗館」で不思議な韓国体験をした後近所の温泉施設を訪湯。そんなに期待
 もせず入ったが、意外やいがい、適度にオーバーフローされたお湯に旅の疲れが癒された

 【DATA】含重曹ー食塩泉 69.7℃ pH8.3 源泉:野口温泉(本湯未計上につき1,083湯目)
 
 参照山形県と言えば、やはり出湯の里「肘折温泉」が懐かしい

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小船越温泉 ふたごの湯(道の駅上品の郷)

2018年12月17日 |  ♨ とうほく 湯処.

東日本大地震から早7年。その復興振りは如何に?それを確かめたくて東北自動車
道を南下。最初の停留地が石巻市にある道の駅上品の郷温泉施設、レストランや
産直施設などがある複合施設である。先ずは、温泉で長旅の疲れを癒すこととした。

【Data】含塩化土類ー食塩・鉄泉 15.8 ℃ pH7.8   源泉小船橋温泉2号源泉
      (累積入湯 1,020目)

鑑定:泉温は16℃弱で温泉法に適わないが、成分が味わい深い鉱泉で全体として
   温泉法上の「温泉」の条件をクリア。味わってみると源泉掛け流しと循環の
   併用で御覧の通りに鉱物色・鉱物香がありなかなかなの湯使いで楽しめれる。
   特に水風呂は源泉が惜し気もなく流され十分に源泉を味わえる(計測16℃)

参照宮城県 温泉地 探査紀行

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市太郎湯(宮城県秋保温泉)

2017年03月22日 |  ♨ とうほく 湯処.

Memoir:とうほく湯処   市太郎湯(宮城県秋保温泉) 2006.1.21

杜の都仙台の奥座敷秋保温泉。これから山形へ向かうという旅人にはなか
なか利用いづらい。余りにも大都会仙台が近いから。いつも素通りだった
が今日は、意を決して立ち寄り湯に突撃した。汗を流すだけという感じで

【Data】食塩泉(含芒硝・石膏)38.3℃ pH7.9 122L/M 源泉天守閣5号泉

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悠々の杜温泉アイアイひらた(山形県)

2016年04月24日 |  ♨ とうほく 湯処.

 Memoir:とうほく湯処・ひらた悠々の杜温泉 2006.04.30 ≫

酒田市郊外の温泉施設。露天風呂の景観は緑黄色の湯色々が筆者好み。
堀削深度 1271m より湧き出る1万年前の太古海水が凝縮された一湯だ。

【DATA】食塩泉  32.9℃ PH7.2 黄白色濁 源泉平田悠々の杜源泉

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波来湯(福島県 飯坂温泉)

2015年06月01日 |  ♨ とうほく 湯処.

飯坂温泉には9カ所の共同浴場がある。その内、二番目に駅に近いのがこの波来湯。
約1200年の歴史があり、2011年1月に建て替えオープン。太鼓やぐらを設けた和風
外観が特徴。飯坂名物の熱い湯と温い湯の2つ浴槽が用意され初心者でも入りやすい

【Data】 単純温泉(アルカリ性)  48.8℃ pH:8.6 源泉波来湯分湯槽

浴感:駅前という利便で浴室は満員状態で、じっくり味わえなかった。

飯坂温泉共同浴場鯖 湖 湯 (湯沢分湯槽51℃) 切湯(波来湯 分湯槽51.0℃)、
         導専の湯(若竹分湯槽60℃) 大門の湯(大門分湯槽62.0℃)、
         八幡の湯(八幡の湯54.6℃) 十綱の湯(大門分湯槽62.0℃)、
         仙気の湯(若竹分湯槽60℃) 天王寺穴原湯(富士屋源泉60℃)

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かえもんの足湯(大友屋旅館)

2015年02月10日 |  ♨ とうほく 湯処.

映像:手前の桝が源泉井戸(温泉卵・飲泉)、奥の長方形の湯船が足湯

肘折温泉で2014秋季日本温泉地域学会が開催された。この学会では
肘折温泉の各お宿に参加者が分宿した。 筆者は予てから泊まりたい
大友屋旅館に宿をとった。 温泉街の中心部、源泉井戸と足湯が目印。

【Data】含重曹ー食塩泉 65.2C  pH 6.4   源泉大友屋源泉

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初恋足湯(肘折温泉郷)

2015年02月09日 |  ♨ とうほく 湯処.

肘折温泉は銅山川沿いに発展した温泉郷。その上流にある肘折ダムの傍らに
源泉公園が整備されている。その一施設が「初恋足湯」。季節は晩秋なので
利用客はいなかったが、豪雪前の切ない情景がなんとも言えない風情である。

【Data】含重曹-食塩泉 75.6℃ PH6.8 源泉:肘折3号線

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あつみ温泉足湯 もっしぇ湯(山形県)

2015年01月20日 |  ♨ とうほく 湯処.

映像:温海温泉のランドマーク、足湯カフェ「チットモッシュ」の風景

山形県と新潟県の境目の温泉地。海辺では無いのにその名も温海温泉
その温泉地に変わった喫茶店がある。温泉ファンにはたまらないお店
珈琲を飲みながら足湯が出来る。温海川河畔で湯ったりコーヒータイム

【Data】含芒硝・石膏ー食塩泉 63.5 ℃ PH7.3 源泉5~7号源泉併合泉

受賞:平成18年土地活用モデル対象審査委員長賞:倒産した民間企業
   の保養施設を町が取得して温泉街の足湯カフェとして活用した

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温海温泉下の湯共同浴場(山形県)

2015年01月19日 |  ♨ とうほく 湯処.

山形県新庄へ抜けて日本海沿岸東北自動車道で一気に温海温泉までいたる。
この高速道は鶴岡~温海温泉が2012年に開通した。今回初のツーリングだ。
インターから間もなく温泉中心街。夕刻が迫る今回は『下の湯』を楽しむ。

【Data】含土類ー食塩泉 56.5℃ PH7.3  源泉:5,6,7号源泉(混合)

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瀬見温泉 薬研湯(山形県)

2015年01月13日 |  ♨ とうほく 湯処.

映像:弁慶が主人義経の赤ん坊の産湯を探した伝説の薬研の湯船

赤倉温泉から瀬見温泉にやってきた。今回の湯友達のリクエストだ。
瀬見温泉は二回目である。今回は瀬見温泉の温泉力を感じた旅でも
あった。此処は都落ちした義経弁慶主従の温泉地という事が色濃い。

【Data】含石膏ー食塩泉  67.2℃ PH7.6 源泉町営五号源泉

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薬師神社足湯(大滝温泉)

2012年01月17日 |  ♨ とうほく 湯処.

秋田県北の名湯といったら大滝温泉という答えが返るほど
古くから親しまれて来た温泉地。温泉井戸のそばに薬師様
を祭るほどの盛況の面影はいまはない。社の足湯も寂しい。

【Data】含食塩ー石膏泉 65.5℃ PH- 源泉:芒(ススキ)ノ湯

菅江真澄の記録には『すすきの出湯』と出てくる名湯が境
内足湯という形で遺されたのは、せめてもの救いなのだが。

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