≪入浴速報: 青い森名湯 唐竹温泉(平川市平賀唐竹地区) 2018.3.20≫
久し振りの唐竹温泉。何故か今日唐竹温泉の熱い湯に無性に入りたく車を
飛ばして来た。勿論途中いつもの弘前一戸理容所で頭をスッキリし、尾上
の味助でここでしか味わえない煮干味ラーメンPHを食べた後ゆったり入浴。
【Data】①含石膏ー芒硝泉60.5℃ PH7.6 源泉:中田1号泉
②含石膏ー芒硝泉35.0℃ PH7.2 源泉:中田2号泉
①含石膏ー芒硝泉61.0℃ PH7.9 源泉:樽沢 源泉
※①②③の混合泉 計測:湯口44℃ 湯壺43℃
浴感:源泉率が高い施設。43℃とは快適湯温から2℃高いが源泉の特性の
柔らかな肌触りが心地よい。サッパリ系なので夏に向かってお勧め。
≪ Memoir:青い森名湯湯巡里 落合温泉共同浴場 2005.9.3≫
黒石温泉郷の中心部三つの温泉。板留温泉、温湯温泉そして落合温泉に
ある。共同浴場。かつては三つの温泉地にそれぞれ共同浴場があったが
板留温泉の共同浴場は老朽化で取り壊しとなり、この浴場は貴重なもの。
【Data 】食塩泉 58.0℃ pH8.1 源泉:平山1、2号混合泉(1,063湯目)
浴感:惜しみなく投入された源泉は共同浴場ならではの湯使い。勿論、
熱い時は水で埋めれるのだが地元民がいるときは遠慮だ。余り
いい顔はされない。此処は源泉の魅力を十分に味わってほしい。
参照#黒石温泉郷のもう一つの共同浴場、温湯温泉「鶴の銘泉」
≪ 入浴速報 :館田温泉 (旧平賀町) 2018.1.13 本年1回≫
館田(たちた)温泉は南津軽でも鉄道で行ける温泉の一つ。弘南鉄道館田駅の近くの
温泉公衆浴場。旧平賀の特徴である熱源タップリの施設だ。源泉を楽しめれる。
【Data】食塩泉 58.5℃ PH7.7 419L/min(動力) 源泉:館田源泉
計測:大浴槽44℃、中浴槽43℃、露天風呂42℃
浴感:映像の露天風呂がなんとも言えない源泉湯を提供。左の水風呂も20℃で
筆者好みの冷泉だ。
≪ 入湯速報:六戸温泉 2017.11.13 本年2回目 ≫
映像:2種類の源泉をかけ流し。右奥三角コーナーに単純温泉、手前浴槽に食塩泉
久し振りの入湯。施設はやや老朽化してきたが、二種源泉の魅力は持続する。
平日午後二時の入浴時間。入浴客はご老人がほとんどであった。温泉天国だ。
単純温泉(29℃)と食塩泉(44℃)の交互浴がお勧め入浴法。お試しされたい。
【Data】①食塩泉 45.0℃ pH7.9 源泉:六戸温泉2号泉(湯殿)
②単純温泉 33.8℃ pH7.3 源泉:六戸温泉1号泉(水風呂)
計測:熱い湯(奥)44℃ 温い湯(手前)41.5℃ 水風呂(右奥三角)29℃
(過去の記録)
早朝にこの温泉に立寄った。熟年夫婦がこの温泉を切り盛りだ。湯守主人が
朝の掃除・調整を終えて一番風呂を試していた。聴くと古牧温泉よりも古い
という。いぶし銀の様なこの温泉浴場は筆者の中では名湯と位置づけられた。
解説:県南は熱量の強い温泉が少ない中で、八甲田山のマグマ溜りの影響の
限界値の温泉がこの六戸地域とも思われる。奥入瀬川沿いにこのような温泉
が点在する。これから南、八戸・五戸になると温泉であっても加温が必要だ。
注目:上北・十和田地区は単純温泉(モール含)が多い中、食塩泉は貴重だ。
≪入浴速報:筆者推奨湯処 大坊温泉(平川市) 2017.4.12 ≫
20年振りの入湯。筆者が未だ温泉を系統的に分析する以前の入湯だが
今回久し振りの入浴。以前はひたすら熱い!という認識しかなかった
が今回ジックリ味わって、温泉銭湯としてはクオリティが高いと実感。
【Data】食塩泉 59.8℃ PH7.5 源泉:大坊温泉2号源泉
計測:湯口47℃ 奥熱湯:44.8℃ 手前温湯:41.9℃ 水風呂19℃
浴感:透明度が高く綺麗な湯、源泉注入率も良好。湯船も手堅くリニュアル
されていた。津軽で1、2を争う温泉銭湯。混合う時間を避けたい。
儀式の様な入浴シーン。溢れる源泉に深々浸かり目を閉じ五官で一時の静寂を。
ここは津軽海峡を見下ろす風間浦桑畑温泉湯ん湯ん♪。窓からは遠く北海道恵山岬。
下北をこよなく愛し半島を駆け巡り下北衆と交流した都会の河童。温泉地活性化研
究会代表「温泉観光士」より都会の河童M君に『下北温泉観光大使』の称号を送る。
【DATA】含塩化土類ー食塩泉 35.4℃ PH6.7 薄灰色 源泉:桑畑源泉
≪入浴速報:ホテル秋田屋≫
久しぶりに青森県浅虫温泉の名湯を味わう。浅虫温泉は山の手と海の手の
温泉街が存在するが、海手であればご覧のホテル秋田屋の展望風呂が筆者
のお気に入りだ。源泉掛け流しと開放的な景観、浅虫湾を一望の絶景名湯。
【Data】石膏泉(含食塩・芒硝)59.8℃ PH8.45 源泉:浅虫温泉配当泉
恐らく、浅虫温泉海手では一番優れた湯使い。お湯が生きている。
以前から気になる存在の地元湯。今日やっと入湯を果たした。
小さな集落の温泉施設、向かいの商店から入浴券(200円)を
求めて入る。湯船に毎分200ℓの源泉が滾々と注がれていた。
【DATA】単純温泉 40.7℃ PH8.7 464ℓ/m 源泉:二双子温泉
浴感:久々の地域湯入浴、小奇麗な浴槽に毎分200ℓの驚き)
の湯量で、地球の恵みが体中に伝わる感覚が堪らないヨ。
記録:後に分かったことだが、黒石市で美味しいと人気の豆腐
屋さんが、共同浴場向い入浴券販売の奥瀬商店であった。
奥瀬の豆腐:濃厚クリーミーで幻の豆腐といわれている。津軽
一体の飲食店ではそれだけ(冷ややっこだけ)で一品料理。
お店で買えば250円が千円近くで提供。常に売切れ状態。
映像:アソベの森の広い浴室は開放感があり、源泉が程よく管理されている。
岩木山神社の神苑桜林の近くにある公共の宿、場所柄土日は宿泊・日帰り客で混雑。
公共の施設では珍しく賑わっている。露天風呂には大町桂月の歌碑もあり、その昔、
この場所に桂月が寄り、入浴した事がわかる。その後温泉井戸は深く掘られ、当時
の物ではないが、嶽温泉の白濁硫黄泉とは対照的な含土類重曹泉とても味わい深い。
【DATA】含土類ー重曹泉 40.7℃ PH6.8 源泉:百沢岩木町源泉
歌碑:露天風呂に設置された大町桂月歌碑
男湯・・・下りて山を 湯船に仰ぐ 紅葉かな
女湯・・・湯船より 見上げる山の 紅葉かな
青森県八甲田山酸ヶ湯温泉の姉妹設備八甲田ホテルの浴場。
源泉は八甲田山中ながら、恐らく濾過使用しているらしく
湯殿では単純温泉に近い知覚で期待していたがやや寂しい。
【Data】酸性・含鉄(Ⅱ・Ⅲ)-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉 75.8℃
源泉:荒川温泉
映像:リニュアルしたホテルニュー下風呂の浴室
本州最北端の温泉郷、その新湯・大湯・浜湯の源泉のひとつ、その昔まだ港湾が無
かったころ、海岸には温泉が自然に湧出。その名残が浜湯として現在の源泉となる。
大湯源泉2、新湯源泉、そしてこの浜湯源泉2。5つの源泉から下風呂温泉郷が形成。
『やや黒い硫黄泉にゆっくり浸かる。…嗚呼、湯が沁みる』
【DATA】含硫黄ー食塩泉 50.5℃ pH5.8 源泉:海浜地温泉1号泉
映像:河川法に触れる構造物として建設省の注意看板の先に野天「たぬきの湯」があった。
本日某番組(ダ・・・村)でたぬきの湯が紹介されることから放映前の泉研メンバーの
調査入浴となった。今日は小雨、現場には大きな浴槽を掃除していた人がいたが、所謂、
たぬきの湯は入浴可能?状態だった。早速計温、なんと48度これは厳しい、沢水で加水
を試みたが上手く行かず、結局泉研隊長が瞬間入浴、H隊員、K隊員は足湯のみとなった。
【Data
解説:青森県内はこの様な「野湯」が少なくなった。それは当局の規制(道路から裸が
見える。衛生上(精神も含む)よくないなど)、禁止や破壊がおこなわれたから。
隠れかっぱの湯、田代の湯など幻の湯となった。温泉は野湯から始まったのだが。
参照#①安部城温泉(川内川溪谷) ②隠れかっぱの湯(薬研渓流) ③田代の湯(田代渓流)
弘前市岩木山麓、新岡集落にある温泉。昭和30年代にNHKの『ふだん着の温泉』放映で
一躍有名になった。雪深い里の安らぎの温泉だ。近年近くにあたご温泉が出来てからは
入浴客が減っている。しかし,溢れる源泉は変わらない。リンゴ畑の中にある里山名湯。
【DATA】含重曹ー食塩泉 47・6℃ PH8 450ℓ/分 源泉:新岡温泉
映像:湯の上のビーナスがなんとも和まされる奥津軽の名湯湯殿
久し振りに青森県の温泉を紹介、実はこの温泉を皮切り日本海を南下し、山形
・鳴子シリーズに行き渡る設定。しゃりき温泉は、合併したつがる市車力にあ
る。十三湖まではもうすぐ。昼下がり、入浴者は2~3人ユッタリ温泉タイム。
【Data】食塩泉(成分上重曹、ぼう硝泉も有す) 46.5℃ PH7.5 源泉:花林温泉
参考:そろそろ盆も近いが、この地方の盆踊り『十三の砂山』は津波で一瞬に
して砂に埋もれた安東氏ゆかりの居住地への哀愁を誘う古き民謡である。
百沢から東目屋へ抜ける途中、田んぼの中にポツンとあるのがこの温泉。
嶽・湯段温泉の次に古い。農作業が終わるとこの一軒宿は近郷在郷の人
で溢れる湯治宿である。岩木山の温泉力は鄙びた温泉地にも等しく注ぐ。
【Data】含土類ー食塩泉 42.2℃ pH6.8 ヒドロ炭酸含有で希少価
源泉名:三本柳温泉3号泉 溶存物質(ガス成分除)1993.5mg/kg。