≪入浴速報:湯野川温泉「濃々園(じょうじょうえん)」6回目 2020.6.7 ≫
縫道石山トレッキング疲れと汗まみれの体を保養する為に訪れたのが
下北半島の秘湯:湯野川温泉。湯船に投入された43℃の源泉掛け流し
は疲労した下半身と、汗まみれの全身に深く滲みわたる。温泉最高
【Data】単純温泉 54.8.0℃ pH8.5 源泉:湯野川2号源泉
※温泉分析表により源泉が3号泉から2号泉に変わった事を確認
参照 # 下北半等(ジオパーク)温泉探査紀行
参照 # 湯野川温泉が舞台の一部となった昭和の名画『飢餓海峡』
⇧ 開放的な大浴場景観(by公式HP)
≪ Memoir:大秋温泉 ブナの里白神館 (西目屋村 2009.5.5)≫
西目屋村には公共が関与する温泉宿泊施設(公共の宿)が二軒ある。その内の村の
中心部にあるのが「ブナの里白神館」大秋温泉である。白神山地が世界遺産指定の
前から営業している。役場の真ん前だが、最近道路向かいに道の駅ができて便利だ。
【Data】含重曹ー食塩泉 44.7℃ PH8.5 源泉:新大秋温泉(源泉入湯累積 1,082)
浴感:公共が経営する施設らしく、アルカリ性の長所は塩素剤などで無くなっている。
しかし、世界遺産白神山地ゲートウェイにある温泉施設は貴重である。ブナ林
逍遥の後、汗を流すには持ってこい。又道の駅が真ん前なので車中泊にも便利。
参照#青森県の温泉旅館・宿泊施設 厳選集
≪ 入浴速報:梅田温泉(うめたふれあいセンター:五所川原市梅田) 2020.2.4 ≫
映像:男子浴室(日替)、二つの浴槽があるが、以前真ん中を仕切って男女が使用。
冬枯れの奥津軽路を温泉を訪ねて・・・・板柳町のふるさと温泉の高額な施設の割には温泉情緒が
感じられず物足りなく、もう一カ所気になっている温泉施設に向かう。ここも未湯の梅田温泉。
「うめたふれあいセンター」の名称だが民間。デイサービス、老健施設など多角経営。宿泊も可。
【DATA】食塩泉 45.7℃ pH 7.72 微弱黄色透明 源泉:梅田温泉(源泉入湯1,067湯目)
浴感:お湯は適度にかけ流し、消毒はあるもいやな匂いはしない。寧ろ、微か鉱物香がかおり
良く温まる。老人がひとりトド寝をしていた。やっとふだん着の温泉に辿りついた感じ。
参照#立佞武多の里(五所川原市)温泉紀行
≪ 入浴速報:スパハウスかわむら(三沢市中央町)2020.1.11 本施設初入湯 ≫
嘗て勤務していた三沢市。ここの温泉は全て踏湯した筈だったのだが・・。実は三沢市
米軍基地ベースゲート近くに温泉旅館があった。ここは未踏の湯だった。勤務時代社
宅があったので泊込むということが無かったのが理由。15年の月日を経て漸く入湯。
【Data】単純温泉 46.1℃ pH8.81 源泉:三沢中央源泉2号泉(源泉1,061湯目)
鑑定:三沢市中心部では豊富なかけ流しは此処がトップクラスだろう。温泉分析表を
を見て懐かしい名前を確認、ここの女将の名前だ。温泉旅館が米軍基地の米人
も楽しめる温泉公衆浴場に変貌(2007年開業)していた。お湯が流れる大理石
座湯は外国人を意識しての設備で青森県ではここだけのもの。流石に米軍の街
参照#三沢市内の温泉探訪紀行
≪入浴速報:青森推奨湯処・薬研温泉むつ市老人福祉センター 2019.12.03≫
長野の温泉友人と上北・下北温泉探査の目玉は薬研温泉。衰退著しい薬研温泉は
想像通りだった。夕方5時近く河童の湯は冬季休業、夫婦河童も店終い。旧古畑
旅館は真っ暗、そんな中、公共の湯は元気だった。先客は一人、管理人も大歓迎。
【DATA】 単純温泉 68.2℃ PH8.4 源泉:湯ノ股2号泉(入湯源泉1,054湯目)
浴感:やはり源泉投入の浴感は堪らない。夫婦河童の出来過ぎた管理とは違い
湯口から新鮮な源泉が流入。お付き合い程度の塩素薬剤はなんら気にな
らない。老人福祉センターとあるが此処迄來る老人も少なく快適な入浴。
参照#青森県の健康(老人)福祉温泉施設一覧
≪入浴速報:大間温泉海峡保養センター(2018.7.21 通算10回目)≫
久しぶりの大間温泉だ。大間海峡保養センターの併設湯。本州最北端の
温泉としては、温泉ファン必見・必湯の湯。源泉は強烈だがリニュアル
して湯風情が鈍化。本州最北の地にある温泉ということで名湯としたい。
【Data】含塩化土類ー食塩泉 54.5℃ PH6.8 源泉:大間温泉
参考:今宵は佐井村アルサスにトンボ返りで車中泊。今年、夜間トイレ
を完備した。青森県の道の駅29番目の施設としてデビュー予定。
参照#①姉妹施設大間養老センター:青森まあまあ湯)
②海の駅(予定) アルサス外観(佐井村佐井漁港)
≪ 入浴速報:青い森名湯 ♨ エルムの湯(五所川原市) Now 2019.9.9≫
奥津軽イオンモールつがる柏で久し振りの映画鑑賞の後、エルムに移動。高速道を
利用しつがる柏から15分程度だった。エルム内のいきなりステーキで食事後、汗を
流すために隣接の「エルムの湯」に立ち寄る。奥津軽では久し振りの新しい温泉入浴。
【DATA】 食塩泉 59℃ pH7.5 源泉:エルム温泉 (初源泉1,044湯目)
所感:エルムの湯は名称の通り、当初は沸かし銭湯でオープン。その後温泉掘削で
温泉を手に入れ「天然温泉 エルムの湯」として再スタート。筆者は只の銭湯
のイメージで、今日まで訪湯しなかった。しかし、入湯して理解。59℃の源
泉に井戸水を加水しているのだが、その井戸水が重曹成分を含む温泉の様な
もの。この混合泉は微かに古代香(植物匂)、モール色を呈して素晴らしい。
観察:各湯船には白湯表示の沸かし銭湯時代のなごりがあちこちにあるが、湯趣は
十分。温い湯40℃。中湯42℃(画面手前)。熱い湯44℃(画面奥)と多様。
筆者はぬるい湯と水風呂(22℃)、そして掛水(18℃)の反復入浴を実施した。
心得:久し振りの街中名湯(湯質・湯趣・設備を総合して)と鑑定するが、条件がある。
恐らく、週末、祝日はエルムの街同様相当な混雑が予測される。どんな名泉で
も、混雑や汚れでリラックスできなければ、およそ名湯とは言えない。平日の
昼前後の利用が筆者お勧めの名湯と認識される。なかなかこういう施設はない。
参照#青森県の公衆浴場(民間経営)厳選 31
≪ 入浴速報:良好温泉 ♨ 御所温泉(弘前市相馬地区) Now 2019.9.2 ≫
相馬地区は岩木山を真正面に眺望する場所に位置する。お岩木さんを地域民あげて信仰
毎年のお山参詣の地域奉納グループの常連でもある。お山参詣も終り、一段落した相馬
地区(旧相馬村)を訪問、地域民の癒しの温泉施設を楽しんだ。4年振り3回目の入浴。
【Data】食塩泉 47.4℃ pH7.2 源泉:五所温泉2号 (初源泉1,043湯目)
3回目の入湯だが、本ブログ未集計なので追加集計
浴感:公設の温泉施設としては非常に快適である。老人福祉施設というよりは地域貢献
の公共温泉といって良いだろう。相馬地区にこの他にやはり公設の温泉宿泊施設
があるが300円(65歳以上200円)という入浴料金は地域民に優しい。公営にし
てはサウナ、水風呂があり掛かり湯等の設備充実。湯船から眺める岩木山は格別。
考察:オープン時入湯では集湯溝がありお湯が流れ込んでいたが今回、集湯溝にお湯が
いかない様に段差が造られ、床に直接流れる様を確認。掛け流し感があり好感・・。
参照#① 弘前市(城下町)温泉紀行
② 津軽地方の初秋の風物詩、最大のお祭り「お山参詣」(重要無形民俗文化財)
③ 青森県の共同・公衆浴場(公共)厳選30(お湯の国日本BLOGデータベース)
➃ 併設の研修室に4年前に弘前市から講師として招かれ「健康講座」を講演した
⑤ 同じく相馬地域にあるロマントピア温泉リゾート施設「星と森のロマントピア」
≪ 入浴速報: 川部温泉ふれあいセンター(田舎館村川部) 2019.7.19 ≫
15年振りの入浴だ。昨年、レジオネラで一時休業したがこのくらい
豪快に掛け流しされてても浴槽内外のぬめりフィルムを除去しないと
レジオネラ菌の増殖は防げない。豊富な流入で気持ちいい湯なのだが。
【DATA】食塩泉 43.2℃ pH8.6 源泉:川部温泉
KEY: 源泉掛流、美肌湯(アルカリ性)、自動台秤、6~22:00(老人無料入浴9~15:00)
考察:レジオネラ菌で被害が確認されてレジオネラ菌対策が徹底されるきっかけと
なったのが宮崎県日向市の「日向サンパーク温泉「お舟出の湯」の長期間で
大規模なレジオネラ菌感染による人的被害が発覚してからであった。約三か
月間、感染者総数295人、死者8人さらに日向保健所の衛生環境課衛生係長
の自殺という悲劇的な結果となった。この施設は、最新式の循環・消毒設備
を備えたものだったが、それ故の過信・ずさんな管理・指導が原因であった。
これ以降、行政は掛け流しの公的施設や大きな浴場に行政指導を強め、循環・
消毒の温泉施設が増えることとなった。そもそもこの事件の問題は最新設備
の管理が問題なのであって、決して掛け流しが原因ではなかったのだが・・・。
公共の共同浴場は殆どといって良い程、味わい深い掛け流しから循環・消毒
の施設に変わっていったのはこの事件を過大に忖度した行政指導とも思える。
レジオネラ菌対策は、お湯の使いまわしを避け(毎日入替)、表出配管口
の掃除(ぬめりフィルムの除去)、湯船、床などの清掃の徹底に尽きるのだ。
決して最新設備( 循環・消毒 )は安心ならないということを肝に命じたい!
さらに、多くが飛沫(バブル流)の経口感染だったことからバブル発生機や
ジェット水流などの余計な設備は避けるべき。シンプルがベストな衛生環境。
映像:落合温泉にあるかねさだ旅館の浴室。窓辺には紫陽花の花が飾られていた。
およそ5年半振りの訪館。名物亭主も相変わらず元気。今日は亭主の心づくしの
手料理でゆっくりと寛ぐこととした。紫陽花の花が似合う季節に向かい、紫陽花
の湯と名付けられた湯殿は客がおらず終日貸切。たまには味わい深い小宿もいい。
【DATA】単純温泉 51.5℃ pH7.1 微硫黄香 源泉:平山温泉1号泉・2号泉混合泉
参照:青森県の温泉旅館・宿泊施設 厳選25
令和元年最初の名湯は筆者地元青森県の大川原集落の共同浴場。八甲田山の西麓に位置して
集落は林業中心の山間集落。小学校は既に廃校となり、地域起しの拠点となっていた。その
少し離れたところに集落の集会所みたいな建物がある。これが「大川原温泉会館ふくじゅ草」
【DATA】 51.9℃ pH8.93 源泉:萢森温泉 (初源泉1033湯目)
KEY:源泉掛流、共同浴場、公民館併設、家族風呂、美肌の湯(アルカリ性)、料金200円
浴感:これが本物の温泉。二つの浴槽にはそれぞれ源泉がもったいない程流されていて
計測温度46℃ (湯口47℃)。一般的には激熱なのだが身を沈めてしまえば気持ち
良さに変わる。筆者はカラン水を浴び交互浴を楽しむ。この施設も混み合わない
時間帯の利用が望ましい。ph値が示す通り、熱さに慣れると肌のスベスベに気付。
参照#①本集落の唯一の学校が廃校後地域起しで公開 「おもしえ学校」
②この温泉施設の周辺でお勧めの共同浴場「温湯温泉 鶴の名泉」
③この温泉施設の近隣の観光名所処は「中野もみじ山の不動の滝」
参照#平成年間で調査・体験した 1,033湯 から厳選した100の極湯・秘湯を下記に掲示。
極上・秘湯の温泉の探査・・・「5分類 100/1,033湯」
一. 自然系・・・野湯・露天・湯小屋 24湯/100選
二. 共同系・・・共同浴場・公衆浴場 (非営利) 9湯/100選
三. 公衆系・・・公衆浴場 (営利) 5湯/100選
四. 名湯系・・・温泉郷の由緒ある旅館・ホテル 22湯/100選
五. 秘湯系・・・出湯の里・山中の一軒宿 20湯/100選
≪入浴速報:♨つがる地球温泉(つがる市) 2019.1.14本施設入湯15回≫
映像:つがる市(旧森田村)にあるつがる地球村温泉「藤山邸」温泉施設。
13年振りの入浴。建物全体は変わっていないが、浴室は様変わりした。
変則的な湯船の形状が大きな枡形になったことと、カランが増えて整然
となった。しかし、源泉掛け流しのマッタリ露天は以前のまま楽しめる。
【Data】含食塩ー重曹泉 43.7 ℃ pH7.7 源泉:つがる地球温泉
浴感:大浴槽の窓際にはこぼれ落ちたお湯を集める工夫(循環にはよくあ
る形式)がなされ、それとなく循環している。しかし、露天風呂は
かけ流しで源泉を味わえる。注目は、サウナ用水風呂が温泉(25℃
以上)に近い温度で温泉・冷水浴が可能。二種類の温泉を味わって
いるようだ。透き通った紅茶色で、古代香(微油・植物匂)が香り、
色・香・湯ざわり感の三拍子が揃っているとおんせん鑑定士は認定。
(過去の記録)
今の季節、バンガロー、キャンプ客で賑わう。サウナ付はリゾート気分
を盛り上げる。古代植物香、微褐色源泉は、シュワシュワの炭酸成分が
身体にまとわりつき、温泉を楽しめる。温泉観光士お勧めの1湯である。
映像:下北半島の野湯で全国の秘湯フアンに愛された秘湯名湯冬季間休業中
近年、問題になった薬研温泉の秘湯”河童の湯”混浴、裸が道路から見える
この2点で入浴制限、果ては浴槽に眼隠した。その結果この秘湯に気楽に
入れなくなった。しかし、無料、秘湯の魅力はまだまだ人々を惹きつける。
【温泉DATA】 単純温泉 67.2 ℃ pH7.4 源泉:かっぱの湯
🔵現在のかっぱの湯の景観・・・構造物が景観を阻害している。残念。一見
屋根があるように見えるが、ただの格子状。バカ太い柱と言いこの無駄
な構造は一体なんなのだ!!空間と風情が台無しな税金の無駄遣いの例。
≪ Ⅿemoir(メモワール) : 青い森名湯巡里 恐山温泉 古滝の湯(2003.6.28入湯) ≫
下北半島恐山霊場の参道左側。塔婆堂が後ろにある湯小屋。ここは女性専用。
硫黄泉なので窓は開放して入るのが理想だが、人声はするが窓は締め切って
いる。非常にきけんなのだが、やはり覗かれるのが嫌なのだろう。命がけだ。
【Data】含食塩ー硫黄泉 65.5 ℃ pH2.2 源泉:恐山10号泉(古滝の湯)
{新表記: 含酸性・含硫黄ーナトリウムー塩化物泉}
参考:本物の名湯ベスト100(講談社現代新書:石川理夫著)-別格恐山温泉
学術:日本温泉地域・自然文化資産NO.8 恐山の温泉霊場と自然湧出泉源地帯
(入浴速報:青森推奨湯 柏木温泉(平川市) 2018.8.3 6:30≫ 📷 iPhone8
画像:左が温い湯、右ジャグジーが熱い湯、画面から外れて右奥がぬる~いぬる~い湯
津軽の温泉処を代表する平川市。其の真ん中に位置する柏木温泉。今まで何気に来ていた
が、今日はこの温泉の底力を感じさせられた。注意力の無さか気がつかなかった事がある。
ゆっくり入れる温目の浴槽があったのだ。勿論大浴槽も泉温41℃と快適、人に優しい温泉!
【Data】食塩泉 48.8℃ PH8.15 源泉:柏木下山温泉 (微塩味無)
計測:熱い湯43℃、温い湯41℃、ぬる~い湯33℃(水割)
記録:今日は「黒石ねぷた祭り」の鑑賞で田舎館道の駅車中泊。朝湯に柏木温泉を選んだ。
参考:本施設は宿泊も可能。一般客が帰った後か、朝一の入浴が心地よいだろう。