お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

夏季セミナー(下風呂温泉)

2009年07月03日 |  ✑連携・温泉・地域
映像:海側から観た下風呂温泉郷。真ん中の鉄道橋を中心に温泉街が海辺に拡がるのが観察できる。
    時は午前6時、朝陽が緩やかにのぼりウニ解禁の有線放送を聴き漁船が一隻づつ港を出て行く。

泉研恒例の夏季セミナーが6月27~28日に下北半島下風呂温泉で開催された。

①会員相互信頼関係構築
②温泉地情報の蓄積確認
③優れた温泉資産の観察
④温泉スキルの磨上維持
⑤当年度の活動方針確認
   &
⑥極上の生湯に入湯探査
:桑畑ゆんゆん、奥薬研河童の湯、しゃくなげ荘、恐山湯小屋、川内ふれあい温泉
今回の泉研の基地はまるほん旅館、有意義な2日間であった。
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六ヶ所温泉(青森県下北半島)

2009年07月03日 |  💜青森忘れじの湯

映像:下北半島の日本一深い温泉は六ヶ所高原から吹く風に気分最高(2009年廃業確認

下北からの帰り、どうしても寄りたい温泉がある。それは、『日本一深い温泉』と表示された尾鮫温泉(六ヶ所温泉)である。富士山近くで1500メートルの掘削は聴いたことがあるが此処はなんと2,714mだそうだ。今でも掘削櫓が残されている。

隣接のゴルフ場を経営している建設会社が保有。この温泉、深さはどうやら日本一に近いが、実は温泉も素晴らしい。さすが地下2000㍍級の贈り物、成分が実に濃い。

【DATA】食塩泉(強塩泉)92.3℃ PH7.06  源泉:尾駮温泉
     
大変残念な報告をしなければならない。今年の泉研夏季セミナーの帰り道、六ヶ所温泉の看板に『休業中』の張り紙が・・・先ほど電話をかけたら、『この電話は現在使われておりません』という冷たい案内が、また大好きな温泉の一つが消えた。

その後の情報:当初経営不振と思われていたが、関係者の証言で、濃厚なスケールにより
湯枯れ(つまり)で温泉がでなくなったという。さらに、井戸を掘ったが目的を達せずに
閉鎖に追い込まれたとのことである。なるほど、名湯になればなるほど成分も濃厚だ、ま
して日本一深い温泉であればなおさら復元は難しい。美人薄命、名湯枯渇、楽しむのは今。

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粟津温泉総湯(石川県加賀温泉郷)

2009年07月03日 |  ♨ 関東中部 推奨.

 映像:新装成った総湯の男子浴室、温泉があふれていた。

 小さな温泉地の小さな共同浴場浴槽には、粟津温泉源泉が活き
 ていた。温泉の原点、生湯を味わえる共同浴場も、加賀温泉郷
 でさえ、限られている。守りたい温泉地、源泉湯の一つである。

 【Data】含食塩ー芒硝泉 50.9℃ PH8.1 源泉粟津温泉総湯源泉

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