お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

富岡製糸場と絹産業遺産群(寄宿舎)

2017年05月11日 |  🚅関東・中部紀行

冨岡製糸工場の主役は工女たち。その工女が生活する場所が寄宿舎だ。
工女たちは「富岡乙女」ともいわれ当時の生活としては優遇されてい
たらしい。全国から集まった乙女達は今でいうキャリアウーマン集団

待遇:一等工女25円 二等工女18円 三等工女12円 等外工女9円
給料は月割りで支給。別に作業服代として、夏冬5円支給、寮費無料
明治期の貨幣価値は一等、工女で1,183,744円。月給換算では98,645円。
しかし、衣料費、生活日などが無料なので実質30万~50万円の収入。

参考687.5(平成10年企業物価指数)÷0.632(明治40年企業物価指数)=1,088(倍)

      (2017年 信州・上州温泉探査紀行 完 )

コメント