お湯の国 日本

美しい日本の温泉地中心の旅記録(おんせん鑑定士:監修) 【記事・映像は著作権、人権保護法等により無断使用を禁じます】

素晴らしき、日本の火祭り

2024年08月05日 |  💖日本感動絶景紀行

出雲の阿国回想 筆者が五所川原立佞武多で最も好きな大型立佞武多であった。
      雄大さ、優雅さ、繊細さ、ネブタには珍しい女性の素材に感嘆した。
      しかし、美は永遠だが命は短い。本ブログで永遠に記憶に留めたい。

(過去の記録:2016.08.05)
速報・感動絶景秘境:五所川原立佞武多2016.8.5:2016年新作『出雲の阿国

久し振りに祭りで感動。高さが七階建てのビル並。高さ23メートル、重さ19t。
今回は大きさに加えて、完成度も増した。安定した構図と艶やかな題材。それに、
確かな制作の熟練度。どれをとっても日本一だ。ゆるやかに街中を動く。まるで、
東京スカイツリーのような存在感である。沿道の大観衆は、ただ見上げて感動するのみ。

立佞武多しずしずと街中を進む。逆に囃子は「ヤッテマレヤッテマレ
激しく脳髄を揺さぶる。ふだん、人通りの少ない、地吹雪舞う街角に人々が
集い、赤く上気した顔でオラが魂の立佞武多を見上げ、観とれる奥津軽の夏

制作:齊藤 忠大
参照感動の立佞武多太鼓「えぶり太鼓」(五所川原立佞武多28)
記録:本題の「出雲の阿国」は歌舞伎の源流とされ、出雲国出身(1572年生)の
   女性芸能者とされる。妙齢の30歳前後で北野天満宮に常設舞台を持ち少女
   踊りと能を発展させた歌舞伎踊りで一世風靡。徳川家康も贔屓にした史実。

参照#① 青い森 ねぷた祭り 紀行
   ② 出雲の阿国の常設舞台があった京都北野天満宮

コメント