≪ 平成調査結果:研究&調査&執筆 石坂洋次郎(教師・青春小説家)2006.4~2018.12≫
郷土の作家石坂洋次郎。戦後の日本に青春小説を定着させた?作家。その明るい作風は
同じ郷土の作家太宰治と比べたら表と裏ほどの違いがある。生活も荒れ無頼派的生活の
太宰とは違い、映画・テレビ界からもてはやされ、昭和の流行作家であった石坂洋次郎。
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①「・・・岩木山の南側になだれた広い裾野も津軽平野の・・・」・・・・・青森県弘前市岩木山麓
②「若くあかるい 歌声に 雪崩は消える 花も咲く 青い山脈」・・青森県西目屋村白神山地
③「物も乏しいが空は青く雲は白く、林檎は赤く、女達は美しい」・・・青森県りんご公園
④ 小説 「草を刈る娘」は吉永小百合が主演で映画化された青春小説・・・青森県岩木山山麓
⑤「小さな完成よりも あなたの孕んでいる未完成の方が・・・・」・・・秋田県横手市横手城址
所感:石坂洋次郎の佳作「霧の中の少女」や「草を刈る娘」が舞台の岩木山麓の縁で作家
の作品に触れる。映画化され、主演の吉永小百合が岩木山神社参拝時、参道を父が
案内した事や、また、混浴シーンの嶽温泉共同浴場などをウロ覚えで記憶している。
草を刈る娘や霧の中の少女には嶽温泉の共同浴場(今は無い)の入浴シーンが描かれ
ており、石坂洋次郎がこの温泉地に訪れ、共同浴場に入浴をしたことが窺がわれる。
KEY:弘前市出身、弘前中学(現弘前高校)、慶應義塾大学卒、教職(弘前高等女学校、横手高等女学校、
横手中学校),受賞(三田文学賞、菊池寛賞)、作品(若い人、麦死なず、青い山脈・・・)、86歳没(労衰)