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リニューアル再掲:月山(映像:庄内平野最上川支流越しに眺める12.04.29)
月山は温泉探査で肘折温泉を歴訪した時に見上げた山であるが、コロナ災禍で
山岳トレッキングをするようになってから未だ眺望していない。しかし、何時
は山行する山と決めている。今回は、その為の意気構と、文学的接点を再掲す。
記録:1,984m、成層火山、出羽山地 温泉:月山志津、湯殿山、肘折温泉
日本百名山:作家深田久弥著「日本百名山」NO.16番目 に記述の抜粋一文
『月山の名の起こりは、半輪の月の形からではなく、その山を仰ぐ平野の
人々が彼らのもっとも尊崇している農業の神、月読尊を祀ったから・・・』
温泉#月山の麓の「肘折温泉郷」
文学Ⅰ:山形県出身の文人(精神科医)・斎藤茂吉の短歌
『 みちのくの 出羽のくにに 三山は ふるさとの山 恋しくもあるか』
解釈:三山とは出羽三山で羽黒山、月山、湯殿山のことで、東京で
の成功があっても郷里山形に帰れば、やはり恋しく思う秀山だった。
文学Ⅱ:松尾芭蕉は「奥の細道」でこの山を見上げている。出羽路だろう。
『 雲の峰 いくつ崩れて 月の山 ] 』
解釈:雲に見え隠れする峰々の中で月山は優れて際立つ。
参照#① 日本百名山( 深田久弥 著) 探訪
② 山形県 温泉地 データ・ベース
③ 斉藤茂吉(歌人・医師)探査紀行
④ 松尾芭蕉(放浪の歌人)探査紀行
(過去の記録:2012.07.08)
庄内平野に入る。山形県の南部、米処。南に月山北に鳥海山が聳える。海
も近く、山も望める地域この庄内平野を舞台に藤沢周平の物語が展開した。