≪研究速報:平成28年度調査・研究報告書(ひろだいリサーチ)2017.9月末 ≫
筆者が副理事長を務める「ひろだいリーサーチ」の平成28年度調査報告書が纏まった。
この研究は平成28年10月から平成29年9月までの一年間、公益財団法人みちのく・ふる
さと貢献基金の資金提供で実施した。事業名移動販売車による買物弱者支援の動向調査
概要:『移動販売車による買物弱者支援の動向調査』 全66頁 ( H28.10.1~29.9.30)
調査レポート記述順で以下に概要紹介
調査研究者名・・・佐々木純一郎 6頁(弘前大学大学院地域社会研究科 教授)
深浦町における住民生活の変化と移動販売
①はじめに ②インタビュー記録 ③おわりに
≪インタビュー小見出し≫
●高齢化よりも深刻な社会現象
●町づくり応援隊の背景にあった誘致企業の役割
●町外地域づくり団体との連携
●女性の社会進出と住民による直売所
●移動販売に対す二つの見方・旧岩崎村との合併
●ビジネスと社会貢献の双方が求められるコミュティビジネス
井上 隆 21頁 (青森大学総合経営学部 教授)
買物弱者支援手段としての移動販売車―有効性と持続可能性ー
①問題提起 ②現況と課題、利用状況 ③役割と機能(事例)
④諸特徴と諸課題、持続可能性(結びの代えて)
谷口 清和 24頁 (温泉地活性化研究会 代表)
移動販売車による買物弱者支援の動向調査報告書
①県庁生協本部調査(29.6.2) ②深浦・岩崎地区調査(29.6.23~4)
③四国先進地視察・ヒアリング(とくし丸、セブンスター29.7.7~11)
④㈱よこまちストア調査(29.7.19)
⑤谷口コメント (分析・課題・提案)
竹ケ原 公 15頁 (NPO法人ひろだいリサーチ 理事長)
移動販売車による買物支援の動向から見えてくる「地域づくり」
①高齢化の進行と買物弱者の動向・その支援策
②青森県内における買い物弱者の状況
③移動販売車による買物支援 ④深浦町の取り組み
⑤移動販売の課題と買物弱者支援の課題
開催:合評会・・・12月に予定。本研究調査の社会的意義・今後の取り組みなどを研究者を
交えてセミナーを開催。ひろだいリサーチ会員および、本調査に興味の
ある方の参加を期待しております。 (会場は弘前市内を予定)
参照#現地調査・・・徳島県とくし丸・愛媛県セヴンスター
事業実施団体:特定非営利活動法人ひろだいリサーチ(事務局:弘前大学大学院地域社会研究科内)