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青森県津軽地方は温泉の宝庫である。勿論、自然湧出は数少ないが。温泉発削に耐え
得る豊富なマグマ層が地下にある。鳥海火山帯と那須火山帯との本州終焉の地津軽は
両火山帯に挟まれる。この地理・地形学的地層が豊富な熱源を地下から供給すること
となる。 その地上の発露が岩木山、八甲田山といえば一般の方も得心するだろう。
この津軽で久々に豊富な湯量の温泉を確認。それは広田温泉、もう大分以前の入湯だ
が今日入湯してびっくり。スッカリ改装された浴槽は溢れんばかりの天然温泉。久々
の湯量まるで今は無き目屋の国吉温泉をこじんまりとした風情。映像でも確認できる
だろう奥湯口から文字通りドバドバの掛け流しである。計測温度は湯口で43度。西北
の名湯の一つだ。温泉銭湯で本物の温泉を味わえる幸せ此れが奥津軽の温泉力なのだ!
【Data】食塩泉 48℃ PH7.8 源泉:広田温泉
特筆:奥にもう一つ浴槽湯温28度、最初は冷たいが暫く入るとなんとも心地よい冷泉。
経営:伝説の温泉百沢温泉やあたご温泉のオーナー「オーケー製菓」さん。三つの湯に
共通の温泉経営哲学が感じられる。勿論ロビーでは煎餅などが販売されている。