平城宮跡で「平城遷都1300年祭」を見終えて、西の京の薬師寺へ参拝しました。
東塔の美しい姿を是非見てみたいという友人の希望です。
東塔
タイミングよく、東塔の西面扉が特別に開けられていて、初層内陣天井絵を見ることができました。
西塔(昭和の白鳳再建)
国宝東塔が、今秋より本格的に解体修理に入ります。
下記日程にて東塔西面の扉を開扉し、基壇上より初層内陣をご参拝頂ます。
この機会に是非とも薬師寺にご参拝下さい。
期間:平成22年4月8日(木)~平成22年10月31日(日)予定
(http://www.nara-yakushiji.com/data/0003.htmより引用)
薬師寺の金堂には、国宝の薬師三尊像が祀ってあります。
薬師三尊像 【国宝】 白鳳時代 薬師如来のまたの名を医王如来ともいい、医薬兼備の仏様です。人間にとって死という一番恐ろしいものを招くのが病気です。体が動かなくなるのも病気なら、身の不幸、心の病も病気です。欲が深くて、不正直で、疑い深くて、腹が立ち、不平不満の愚痴ばかり、これ皆病気です。応病与薬[おうびょうよやく]の法薬で、苦を抜き楽を与えて下さる抜苦与楽[ばっくよらく]の仏様。だから人々に仰がれ、親しまれ、頼られていらっしゃるのです。
極楽は西にもあれば東にも
来た[きた](北)道さがせ
皆身[みなみ](南)にぞある
西に阿弥陀様の極楽世界、東にお薬師様の浄瑠璃世界[じょうるりせかい]があります。けれども薬師如来は東方浄瑠璃世界だけが願うべき世界ではなく、西方極楽世界[さいほうごくらくせかい]へ往生したいと願う人には、薬師の名号を聞くことによって極楽世界へ導いてあげますよとおっしゃっています。その人その人にふさわしい浄土を願わし引導して下さいます。
金堂内の白大理石須弥檀[しゅみだん]上に、中央に薬師瑠璃光如来、向かって右に日光菩薩[にっこうぼさつ]、向かって左に月光菩薩[がっこうぼさつ]がお祀りされています。薬師三尊のおわします内陣は長和4年(1015)に撰述された薬師寺縁起で「瑪瑙[めのう]を以て鬘石となし、瑠璃[るり]を以て地となし之を敷く、黄金を以て縄となし、道を堺し蘇芳[すおう]を以て高欄[こうらん]をつくり紫檀[したん]を以て内陣天井障子となす」とあり、まばゆいばかりの様相でした。まさに浄瑠璃浄土の世界です。
(http://www.nara-yakushiji.com/guide/hotoke/hotoke_kondo.htmlより引用)
薬師寺東院堂には、国宝の聖観世音菩薩像が祀ってあります。
薬師寺東院堂の聖観世音菩薩像 【国宝】
白鳳時代 心の目で見ることを「観[かん]」といいます。色なき色を見、音なき音を聴く、これが「観」です。この観の働きをもって私たちの悩みや苦しみや悶えをお救い下さるのが観音菩薩です。聖観世音菩薩は日本屈指のお美しいお姿の観音さまといわれ、薄い衣を召し、その衣の美しい襞の流れの下からおみ足が透けて見える彫刻法は、インドのグプタ王朝の影響を受けたものです。
(http://www.nara-yakushiji.com/guide/hotoke/hotoke_toindo.htmlより引用)
ちなみに、この薬師寺の国宝「聖観世音菩薩像」はただ今出張中。
8世紀に唐で作られた日本初公開の「観音菩薩像」(ペンシルバニア大学博物館)と並んで展示されているのを、翌日奈良国立博物館で見ることができました。美しいお姿でした。
東塔の美しい姿を是非見てみたいという友人の希望です。
東塔
タイミングよく、東塔の西面扉が特別に開けられていて、初層内陣天井絵を見ることができました。
西塔(昭和の白鳳再建)
国宝東塔が、今秋より本格的に解体修理に入ります。
下記日程にて東塔西面の扉を開扉し、基壇上より初層内陣をご参拝頂ます。
この機会に是非とも薬師寺にご参拝下さい。
期間:平成22年4月8日(木)~平成22年10月31日(日)予定
(http://www.nara-yakushiji.com/data/0003.htmより引用)
薬師寺の金堂には、国宝の薬師三尊像が祀ってあります。
薬師三尊像 【国宝】 白鳳時代 薬師如来のまたの名を医王如来ともいい、医薬兼備の仏様です。人間にとって死という一番恐ろしいものを招くのが病気です。体が動かなくなるのも病気なら、身の不幸、心の病も病気です。欲が深くて、不正直で、疑い深くて、腹が立ち、不平不満の愚痴ばかり、これ皆病気です。応病与薬[おうびょうよやく]の法薬で、苦を抜き楽を与えて下さる抜苦与楽[ばっくよらく]の仏様。だから人々に仰がれ、親しまれ、頼られていらっしゃるのです。
極楽は西にもあれば東にも
来た[きた](北)道さがせ
皆身[みなみ](南)にぞある
西に阿弥陀様の極楽世界、東にお薬師様の浄瑠璃世界[じょうるりせかい]があります。けれども薬師如来は東方浄瑠璃世界だけが願うべき世界ではなく、西方極楽世界[さいほうごくらくせかい]へ往生したいと願う人には、薬師の名号を聞くことによって極楽世界へ導いてあげますよとおっしゃっています。その人その人にふさわしい浄土を願わし引導して下さいます。
金堂内の白大理石須弥檀[しゅみだん]上に、中央に薬師瑠璃光如来、向かって右に日光菩薩[にっこうぼさつ]、向かって左に月光菩薩[がっこうぼさつ]がお祀りされています。薬師三尊のおわします内陣は長和4年(1015)に撰述された薬師寺縁起で「瑪瑙[めのう]を以て鬘石となし、瑠璃[るり]を以て地となし之を敷く、黄金を以て縄となし、道を堺し蘇芳[すおう]を以て高欄[こうらん]をつくり紫檀[したん]を以て内陣天井障子となす」とあり、まばゆいばかりの様相でした。まさに浄瑠璃浄土の世界です。
(http://www.nara-yakushiji.com/guide/hotoke/hotoke_kondo.htmlより引用)
薬師寺東院堂には、国宝の聖観世音菩薩像が祀ってあります。
薬師寺東院堂の聖観世音菩薩像 【国宝】
白鳳時代 心の目で見ることを「観[かん]」といいます。色なき色を見、音なき音を聴く、これが「観」です。この観の働きをもって私たちの悩みや苦しみや悶えをお救い下さるのが観音菩薩です。聖観世音菩薩は日本屈指のお美しいお姿の観音さまといわれ、薄い衣を召し、その衣の美しい襞の流れの下からおみ足が透けて見える彫刻法は、インドのグプタ王朝の影響を受けたものです。
(http://www.nara-yakushiji.com/guide/hotoke/hotoke_toindo.htmlより引用)
ちなみに、この薬師寺の国宝「聖観世音菩薩像」はただ今出張中。
8世紀に唐で作られた日本初公開の「観音菩薩像」(ペンシルバニア大学博物館)と並んで展示されているのを、翌日奈良国立博物館で見ることができました。美しいお姿でした。