Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
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原因究明委員会発足の巻

2010-04-02 21:44:08 | 修理日記

懸案のSpiderはどこかへ連れていかれるようです


Drが悪戦苦闘している稀少1750Spiderのキャブレター不調を見るに見かねてプロフェッサーF氏(PF氏)が助け船を出してくれました。

「なんやったらワテが診まっせ~!」

・・・という嬉しいお言葉を頂戴しました。


乗りかけた船ですから本来はDrが最後までやるべきことであります。

しかし・・Drは社長業もあり忙しいのですよ川崎さん。←言い訳かもw

PF氏保有の当時物純正キャブマウントに交換すれば解決するかもしれません。

しかし、それでは余りにパーツが不良でしたで終わっちゃいますw。


そこで、急遽不良キャブマウント原因追及委員会が発足しました!。

メンバーは以下となります。

原因究明委員長・・・・・・・・・・PF氏

原因究明補佐・・・・・・・・・・・Dr.Horii


以上、二名の豪華メンバーでありますw。


まさにビューティペアでありますw

テーマソングはもちろんあの「駆けめぐる青春」改め「駆けめぐる中年w」ダス 

ビューティ、ビュ~ティ、ビュ~ティ~ペア~(アホですわw)

(ダーティペアと違いまっせ~!・笑)



前置きが長くなりました



外した不良キャブマウントw


以下、PF氏の究明レポートです。(原文のまま)


マウント内の鉄のベースは、十分な厚さあります。
締め付けで変形するような厚さではありません。


スタッドボルトは、確かに斜めについてあり、問題はありますが、これを締めこむことによる鉄ベースの変形は考えにくく、キャブの割れとか、エアー吸いの原因とは考えにくいです。

一番考えられるのは、スタッドボルトの根元の鉄ベースが、ネジきりの祭に、盛り上がり、そのままの状態で、スタッドボルトを取り付けたので、より根元が盛り上がり、これが原因で、薄いパッキンでは、完全密着せずに、エアーを吸う原因と考えられます。

スタッドの根元の盛り上がりの範囲が、キャブの取り付け部のネジ穴の径よりも、小さければ問題はないのですが、また、取り付け部の穴のど真ん中に、スタッドボルトが入るならばまだ問題は少ないのですが、例のスタッドの斜め取り付けの件もあり、キャブ側の穴の端っこに、スタッドの盛り上がり部分があたり、いくら締めても隙間ができると言う状態だと思います。



例の出っ張りで嫌でも隙間が開くの図


それでどうするアイフルです。


不良マウントを修復の図                      Clickで拡大


キャブマウントの、スタッドボルトを抜き取り、ダイヤモンドやすりで、盛り上がり部分を完全研磨して平面にし、さらに、ネジ穴をリーマで、角をさらってから、スタッドボルトを再取り付けします。

こうすることにより、スタッドボルトの根元の周りに、たらこ唇のような盛り上がりをなくすことができます。


以上、PF氏の現場からのレポートですがマウント一個の修復に40分もかかるそうです

これだけ時間コストが発生するなら本来なら買い治ししたほうがBetterかもしれません。

しかし、入手できるアイテムが全て粗悪品なら全て修復が必要という事態も考えれます。

先ず、入手したら良~く見て使える代物かどうかを確認するのが大事ですネ。

何も考えずに付けると後はDrのようなハメになりますからネ















コメント
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