ツルツルピカピカ 新車並行? 実走行3.5万km 検受渡 155万円
本題に戻しますと新着入庫のFIATムルティプラは一級品と言えるコンディションです。
右H仕様ですからFAJ正規物と思われるかもしれませんがこれがちょっと違います。
但し仕様はFAJ正規物と寸分も違いません。
実はちょっと数奇な運命を辿っている我がムルちゃんであります。
本来、初代ムルちゃんは2003~2004年には生産終了しておりました。
ところが生産終了後もまだヨーロッパに眠っておりました。
Drが得た情報では当時FIAT工場が火災になりその時のデッドストック物だということでした。
それが日本向け又は同等の右H仕様ということなのです。
それを目ざとく見つけて輸入したのですがDr以外のショップも参入しておりました。
折しも初代ムルちゃん人気が湧いていたので誠にタイムリーであり何台も売りました。
インテリアは全然綺麗だった?
もし火災説が本当で現車を直撃していたのであればとても商品になる代物でありません。
しかし、若干は要手直しが必要だがノープロブレムと聞きました。
到着したムルちゃんはDrの心配をよそに先ず新車で通る状態でありました。
一部は例のインパネに少々難がありましたが簡単に修復できて蘇えりました。
もしかしたら工場は焼けてもムルちゃんは被害を被らなかったのかもしれませんネ。
ラゲッジは必要最小限は確保
新車並行と言うにはモデルチェンジしてますので厳密には違うかもしれません。
新古車とか未使用車と呼ぶのがより現実的でしょう。
しかし、初代ムルちゃんに価値観を持つ人達にとってはそんなの関係ネェ~なんです。
あの超個性的ルックのムルちゃんが新車(同様?)で買えるのですから!。
おまけに価格は当時の新車よりはだいぶんリーズナブルでした。
ここまで読んでやっとタイトルの意味が理解できたのはないかと思いますw(笑)。
文字通り「残り物には福があった」ということなんですネ!。
1,600cc DOHC16V 103PSのエンジンは意外にパワフル
マニュアルシフトの恩恵もあり結構活発に走ります。
トルク感も充分で痛痒感は少なくともありません。
この個体はDrが輸入してショップの超優良常連ユーザー様に買って頂きました。
今までもDrのショップでフルメンテ済みです。
お決まりのダッシュベタは有りましたが入手できるパネルは全て交換済みです。
クラッチもB/gの音が出て直近でO/Hしております。
ボディはまさにコーティング済みで手入らずのツルピカです。
もう二度と出ないであろう超個性的なムルティプラです。
現車はちょっと無いくらいの一級品です。
もう、国産ワンボックスなんかに乗ってる場合じゃありましぇ~ん(笑)。