何のクルマやわからん?
実は車検入庫のABARTH500ですが、バンパーを外すと原型を留めません。
この個体はショップ輸入の並行輸入車です。
基本的には正規輸入車と何ら変わらないのですが、唯一違うのがヘッドライトの仕様です。
ヘッドライトを改造?
日本仕様は当然左側通行用にカットされたヘッドライトが装着されるのですが、並行車は逆カットを無理矢理使用する
のが通例でした。
ところが、陸運局での光軸測定方法が変更され、逆カットが車検をパス出来なくなりました。
ヘッドライトを左側通行用に交換すればNPではありますが、コスト面での負担を強いられます。
特に、キセノン付では尚更と言うことになります。
新規輸入車については、全て左側通行用にコストアップしてでも交換する予定です。
マセ3200GTの懸案修理?
このマセには歓迎すべきではない可変ダンパーが装着されています。
これが壊れると警告灯が点灯してユーザー様を心配させることになるのです。
赤丸センサーが故障
このフェラーリと共通と思われるセンサーのお値段は約20万円!という法外さです。
この非現実的なお値段のパーツを交換する気にはなれませんし、複数個が壊れたら悲惨です。
BILSTEINにてノーマルに改造(OH)
アルファ164QVも同じ可変式で一本10万円(X4)もしますが、こちらは社外品(固定式)に交換すればお財布に優しく
NPでした。
ところが、マセに関しては社外品が供給されてませんから、悩ましい修理です。
完成なった固定式ダンパー
純正がBILSTEINだから何とかなったわけで、シャフトは固定用に交換します。
純正のセンサーの半額くらいのコスト(4本分)で、今後壊れる心配はありません。
アラゴスタなどのマセ用キットは存在しますが、ウン十万と高価ですから、今回の手法は最もお財布に優しいです。
オイル漏れ入庫ジュリエッタ
自社輸入の並行車で、正規にない1.4MA(6MT)車です。
タービン奥が怪しい?
重症の漏れではありませんが、タービンのオイルラインが緩んでいた箇所がありました。
但し、断定出来ないので、ユーザー様に様子を見て貰うことにしました。
番外息子の初タイベル交換w
一人で交換出来るほどのスキルはありません 。
作業性は悪くない カムタイミングマークあり!
スタッフに要所をサポートして貰い何とか交換出来ました!。
ちなみに
1月のファクトリーは比較的空いてましたが、2月になり車検が急増したので、多忙になりつつあるようです。
受け入れの余力はありますので、お断りすることはありません 。