2002y FIAT PANDA 1.1 HOBBY 11.1万km 検査29/9
久しぶりに買い付けました141パンダをご紹介します。
141パンダも旧車バブルの煽りを受けて、一時は結構な相場になったようです。
個人的に相場の高騰は、コンディションとのバランスが大きく崩れて、買う値打ちのないものでした。
さすがに、法外な相場に手を出す人が居なかったのでしょう。
現在は少々落ちついたようです。
フルノーマルオリジナル
最終型1.1モデルは並行輸入車しか存在しません。
これ以前の正規輸入モデルは、流石に旧いこともあり、コンディションの良い個体は殆どありません。
上々のボディコンディション
先ず先ずのラゲッジ
この固体の走行距離は少なくはありませんが、141パンダは意外に多走行でもヤレが目立ちません。
裏を返せば、新車時より結構ガラガラ音がしたりと新車ぽくないのも141パンダですw。
綺麗なインテリア
同上
純正クーラー付 後付の緑の時計は目障り
インパネも基本的にはノーマルで好感が持てます。
オーディオは必然的に後付スタイルになりますが、箱はあれど抜かれてました。
今流で言うならオーディオレス仕様です(笑)。
マルチポイントインジェクション(最終型)
見た目の判別は難しいですが、最終型のみマルチに変更されました。
町内快走
全般的に至って快調でした。
10万kmくらいでは全く衰えないエンジンは一生物と言って良いでしょう。
クーラーの効きは怪しかったですが、コンプレッサー(中国製)に問題があり、比較的よく壊れます 。
すでに、何度か修理実績もありますので、壊れていても修復はNPです。
141パンダは二世代目の169型の出現で一時は底値でしたが、案の定逆転現象が起きました。
将来的にもコレクターズアイテム化することも吝かではありません。
そんなことより、この141パンダの魅力は旧い格好をしながらも、実用に使えるということです。
ミニなんかも同様ですが、141パンダは癖もなく乗り易いのが取り柄です。
この固体を買って、数年後に売却しても、査定ゼロはあり得ません。
旧車の雰囲気と実用性の両立に加えて値崩れ度も低いのです。
真の意味でお財布に優しいのが141パンダなんですネ! (←うまいこと言いますネw)