Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
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11538 Spiderを衝動買い?

2016-06-24 23:12:56 | Drの衝動買い

1984y 日英物 7.5万km 修復あり                 フェンダーの色が(汗)

アルファのSpider(916を除く)の中ではもっとも相場の安いと思われるSr3のSpiderです。

しかし、近年旧車高騰の余波か意外にも高値で取引されてるのでした。

Sr3の中でも、とりわけこの11538型は一般受けはしなくとも、中身は純ヨーロッパ仕様です。

すなわち、ツインキャブ仕様となり、以前の105型Spiderと全く同じメカということです。


羽根付がトレードマークのSr3                  幌は使えそう?

特に業者間でも奪い合いになるほどのモデルでもなく、むしろ最終型QVのほうが相場は高いでしょう。

しかし、Drの価値感としては、ヨーロッパ仕様の11538型がBestであるのは言うまでもありません。

特に良いとは言えそうにないこの固体は、敵がなかったようで、思惑よりも安目にて落札出来ました。

しかし、競り合わなかったということは、ボロ目であることが推測されます 

もちろん、少々ボロ目であっても、レストアすることは難しくありません。

問題は、105のような上代価格が通りませんから、採算がとれない可能性があることです。


お値打ちな初期型メーター!                クーラー付に注目 

ちょっと不順な思考が湧きました?!。

いっそうボロ目であれば、再生するではなく、部品取りにすれば良いのではと思いました。

エンジン、MT、キャブ(SOLEX)、デフ、ブレーキ(ATE)に欲しいクーラー一式と、意外にもバラせば値打ちがあります。

落札価格を部品で割れば、とても丸得な値打ち物という計算になります。

しかし、せっかくのコンプリートを潰すのも気が引けるというものです。

未着である現車を確認して、方向を決めたいと思います。

まあ、どちらに転んでも良いかなと言うのが現在の心境であります 



11538再生の過去例ダス

このモデルは日英自動車輸入の正規物と並行輸入もありました。

どちらにしても、台数はしれてますから、市場には滅多に出ません。

Drのショップも輸入実績はありましたし、例の世界に一台?のAT仕様11538をおPF氏と
共同製作したのもこのモデルでした。


思い出の11538 Spider

全くの同型同色モデル故に懐かしのモデルです! 

このGetした固体に関しては、かなりボロなら部品取りに、それほどでもなければ、プチレス路線を敷く予定で
あります。

現車が到着すれば、ご報告しますからネ! 




























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進捗2台報告

2016-06-24 10:14:04 | 修理日記

17年間の埃を落としたジュリエッタ

一刻も早く垢落としをしたかったのですが、動く(走る)ようになるまではジッと我慢の子でした。

そうなんです、川崎さん!、

垢落としをしたということは、走るようになったということに正比例します 


ついに走ったジュリエッタ! 

まあ、元々走っていた個体ですから、それなりの処置をすれば復活することは不思議ではありません。

基本的にエンジン、MT、クラッチ等は全て好調でした。


ブレーキ、クラッチシリンダーは一新

ブレーキ系は全てO/Hしましたので安心です。

流石にブレーキのアタリはまともではありませんでしたが、少し乗れば正常に戻りました。

長年ペッチャンコであったタイヤが丸出駄目でひどい振動を伴いました。

こちらは、消耗品ですから、即交換でNPです。


懸案のカップリングジョイント

目視したところほぼ大丈夫そうで、プロペラの振動はありません。

よ~く見るとCtに僅かのクラックがあるようですが、下手に触りたくないというところもあります。


116同士で保管?                        右手は上物GTV6(非売品)

ことジュリエッタに関しては、基本的なメカはオールOKです。

電気系が要らぬ警告灯が点いているのはお決まりの症状ですが、長年放置の接触不良があるでしょう。

後は、外装をどこまで手を入れるかですが、エンジンルームも含めて、綺麗にしたいと思います。

メカ分のコストを節約できましたので、外装は少々コストを掛けても良いでしょう。



エンジンレスの2,000GTV                   右手のエンジンは関係なし 

ジュリアガレージの奥に保管中の2,000はすでにエンジンを下ろしてO/Hを進めております。

今回はご予算を計上して頂き、定番ファインチューニングをPF氏に依頼しました。

例によって、全てお任せ作業ですが、現在の特にインパクトの無いエンジンからは、目から鱗のエンジンになることは
受け合いでしょう。


PF氏の新工場にて

実は、昨日Dr自身がエンジンの運搬を兼ねて表敬訪問しました。

新工場のロケーションはなかなかホッコリとする癒しのロケーションでした。

例によって、立ち話すること数時間は少々疲れましたが、話は尽きませんでした。

どの回転域からでも、鋭いレスポンスとトルク感のファインチューニングエンジンにギンギンに効くクーラーと
理想の2,000GTVの夢は続きます 












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