Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
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またまたショップに出費が(泣)

2018-06-20 11:12:29 | 雑記帳

キタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ ???

来たのは間違いありませんが、いつもの光景とは少々違います。

この場合は、トラックはどうでも良くて、積荷に焦点を当てるべきですネ 


デタ━━━゚(∀)゚━━━!!

整備機器と思われます。


泣く子も黙る新型ヘッドライトテスター                 右は従来使用旧型


実は、車検のヘッドライトの測定基準が今年の6月1日より変更されました。

・前照灯=ヘッドライト
・すれ違い用前照灯=ロービーム
・走行用前照灯=ハイビーム


簡単に言うと、従来はヘッドライトの光軸はハイビーム測定でした。

それが、いきなりロービーム測定に変更されたのです。

ここで、大きな問題は、大半の整備工場のヘッドライトテスターはハイビームオンリーのテスターです。

早い話が、ロービーム測定は不可能ですから、車検をパス出来ないクルマが続出しました 

27年にも暫定的にこの変更がされましたが、不合格車続出で、陸運局は大混乱の結果今まで暫定処置(ハイビーム
測定可能)が取られたましたが、今回はいよいよロービーム測定に変更されたのです。

一般ユーザーには、寝耳に水かもしれませんが、我々認定工場にとっては死活問題にもなる変更処置なんです。

車検がパス出来ないのですから、商売上がったりになるわけなんですネ。

この局面を打開するには、ロービーム測定可能な新型テスターを導入するしかありません。

ただでさえ、昨年はタイヤバランサーやコンプレッサーの整備機器が崩御して、出費を強いられましたから
まさに泣きっ面に蜂のショップです 


ロービーム測定の図


導入業者よりラッスン中の図

考えてみたら、ハイビームでの光軸測定では、ロービーム(すれ違い前照灯)がどこを照らそうが関係なく
対向車は眩しかろうが車検パスしてしまうのです。

昨今の、HIDやLED仕様では、対向車が眩しい目をすることになりました。

これを是正するための変更かと思われます。

平成10年9月1日以前の製造車に限り、例外で従来のハイビーム測定が許されます。

尚、後付のHIDやLEDは従来どおり光軸が出ないので、パス出来ない可能性が高いので要注意です。

新型テスターは高価な物では六桁万円もします。

その分を車検代に転嫁できないのは辛いところですが、パス出来ない車検整備は論外となりますから、
背に腹は変えられないと言うところです 








コメント
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