オルタネータの交換なのですが、オルタネータにたどり着くまでに,
エンジンマウントを下げる必要があって、パワステラックとエンジンマウントを切り離す作業・・
パワステラックは2本のボルトで止まっているだけなのですが、固くて緩みません。
潤滑剤などを吹いていますが、効果がありません。
(写真はありませんが、これ以前にバーナーも用いたとのこと)
初めてメカニックがバーナーを使って何かを緩めようとしているシーンを見たときは少し驚きましたが・・
工具を繋ぎ、てこの原理を利用して必死のパッチでの作業(メカニックはうなりながら力を入れていました。)
この後、現場を離れてしまったのですが、なんとか外れたようです。
ボルトが完全に固着してしまっていた様子がこの写真からうかがえます。
よくよく聞くとボルトの先が外に露出する構造になっているようです。それは錆びもしますよね~
本当は新しいボルトに変えられれば良いのでしょうけれど、同じものが簡単には見つからないので
ネジを切り直して再使用します。
国産車であれば、1時間もあればできるオルタネータの交換作業が、今回のようなことに陥ると
3~4時間掛かってしまうケースがあるとのこと。
またそのかかった時間を、そのまま作業工賃として請求するわけにはいかないところがジレンマであります。
次の光景・・
これは何ダス?
クラッチのレリーズベアリングです。こんなにひどい姿になったベアリングをみるのは初めてです。
修理内容はクラッチの交換作業でした。
本来ならネジ頭が穴のセンターに来るべきところがずれています。
レリーズフォークの先もこんなに削られています。
レリーズベアリングと接触するダイヤフラムスプリングもこんな状態です。
哀れなレリーズベアリング(再掲)ミルフィーユ状態?
改めてよく見ると左の方にベアリングのボールが半球のように削られている?
参考:クラッチの作動図 - AISIN aftermarket
次の光景
エンジン吹き上がりがおかしいということで入庫したクルマでしたが・・
いろいろ調べると、フューエルポンプを固定している樹脂部品が溶けているようです。
それがフィルターの中に入って、エンジン不調の原因になっていたようです。
以上、撮りためていた修理の光景をアップしました。
あとがき
陸事に車検を行く機会が増えてきて徐々に慣れてはきているのですが
スピードメータの検査で時々バツになります。(何回かやり直して最終的にはOKになるのですが)
時速40kmになったら長めのパッシングをせよ という内容なのですが
イメージ写真
どうも誤差範囲を超えてしまうのか・・?
検査官いわく、急激にアクセルを踏んでの測定は検査装置が追従できない
らしいのであながちワタクシが悪いわけでもないのですが
ジワジワとスピードを上げていくことがスムーズに合格をもらうコツのようです。
教訓:スピードメータ検査は急なアクセルワークは抑えるべし
ネコちゃんも自戒中?(面白いTikTok動画見つけました)