Dr.Horiiのひとりごと

徒然なるままにクルマや日々の出来事を書きとめた雑記帳です。
個別連絡は075-934-0282までお願いします。

粗悪パーツにご用心

2011-10-15 21:05:25 | 修理日記

75V6エボ仕様

納車後至極快調であった75は振動がするというのでドック入りしました。

それは今回ではなく一ヶ月くらい前の出来事でした。

お決まりのプロペラシャフトのカップリングジョイント(ラバードーナツ)がひび割れしてきたためで、全て(三個)交換してセンターサポート迄も一新しました。

このカップリングジョイントは少なくとも3~4万kmは持つはずです。

特にV6は4cylよりも長持ちするはずです。

ところが、顧客様よりまたまた振動が出始めておまけに焦げ臭いと言われるじゃあ~りませんか!



Ftのカップリングジョイント

一ヶ月前に交換したばかりですから、そんなに早く壊れるはずはありましぇん。

ところが、


ガビ~ン!w

ジョイントの一角は何処へ?



ゴムが契れた

千切れたた破片が挟まって干渉したためゴム臭かったようです。

取り付けミスも考えてみましたが、所定の箇所にネジ止めするだけですし、調整も不要です。

センター出しのチ○チ○ももちろんちゃんと入ってました。

106/116のカップリング系は嫌ほど作業をしてますので作業ミスはあり得ません。

PF氏とも相談しましたが、やはり不良品としか考えられないということに落ち着きました。

新たなパーツと交換しましたが、こちらが壊れたパーツと全く同じなのですね

純正品は基本的に廃盤なので社外品ということになりますが、なんと物にはBREVETTOと記してあります。

BREVETTOとPIRERRIは当時の純正品だったのですから不思議です。

世界のどの国から調達しても来るパーツは同じようです。

全てが粗悪品とは言えませんが、何個かに一つは粗悪品の可能性があります。

あの忌々しいキャブマウントと同じで、ラバーパーツはご用心です。

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多走行車を検証するの巻 その二

2011-10-12 21:28:57 | 新着入庫

99y LANCIA YPSIRON 1.2 LS 16V 139,000km

下取り入庫しましたイプシロンは14万kmに届く走行距離であります。

しかし、少なくとも画像で見る限り綺麗な個体であります。



ツルツルピカピカ

最も入庫時には塗装に少々難があり、一部はリペイントしました。

贔屓目に見れば、走行は5~6万kmぐらいには見えなくもありましぇん。


懸案のアルカンタラも良好?

使用感はもちろんありますが、より少ない距離でもっとズルズルもありますから、
この個体は許容範囲と言えます。


ワンオーナー禁煙 メンテ良好 車検24/9        希望価格390,000円(安い)

このイプシロンは初期型の後期モデルです。

ずいぶん昔なので、どこがどう変わったのか記憶が薄いのですが、16Vエンジンはデビュー時に存在しなかったと思います。


1,241cc DOHC 16V 80PS   

このエンジンはプント等と同じです。

その出来映えは結構イケており、全体のバランスは良いですネ。


絶好調!

機関は全てに好調で、変なノイズもなくよく走ります。

かって、クラッチはO/Hしておりダンパーも交換しています。

元来このイプシロンは比較的タフで故障と言うほどの故障はなく、信頼性は高いのです。

A/TのCVTは出来が悪く、あくまでM/T仕様での評価です。

14万kmというと、走ればガタピシみたいに思うでしょうが、全然そのようなことはありません。

もっとも、この個体はワンオーナーで比較的大事に扱われて来たというのもあります。


付属品完備

実を申しますと、入庫時にこの個体をど~するか悩みました。

見栄えに少々難がありましたので、捨てることも視野に入れましたが余りに可愛そうです

代車に降ろすことも考えましたが、それも少々勿体ないと思いました。

結論はプチレストアで商品車デビューと相成りました。

これで、売れなければ代車デビューも吝かではありませんがw。

まだまだ、充分に乗れて本来の性能を味わえる個体です。

多走行シリーズの大半は売れましたから、捨てたもんじゃありましぇん 





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ABARTH 500 CABRIO ITALIA(限定150台)

2011-10-11 21:51:21 | 並行輸入車礼賛

フランクフルトショーより

なんでもイタリア統一150周年を記念して限定発売されるモデルだそうです。

限定台数は同じく150台とうまい具合に合わせております 

Cabrioだからフルオープンかと思いきや、500Cがベースでしたw。

このモデルが正規輸入されるか否かは知りましぇん。

ど~しても欲しいという方は予約を承ります。


予定価格


esseesseと同じ?


装備ダス


ど~も、色はこの青限定のようですが、ウチのショールームに展示中のトリビュートのブルーアブダビと同じです。

お値段はトリビュートに較べると、ずいぶんお財布には優しいようです。



動くカタログ 

早い者勝ちにつき購入希望の方はお急ぎ下さい。
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1600GTVのメカが完成

2011-10-09 21:05:59 | 雑記帳

外装はノンレストア状態


懸案の段付(三本ヒゲ)は一刻も早くメカを完成させて塗装工程に移りたいと思っておりました。

オーナー様も首を長くして待って居られることでしょう。

しかし、言い訳ながら日常の一般整備車検の合間を縫っての作業ですから、思うようには捗りませんでした


最終ゴテたキャブレター

どうしても塗装前におおよそのメカは完調にしておきたかったのです。

エンジンルームは補器類を出来る限り外してリペイントします。

塗装後の作業というのは腫れ物に触るということになりますからネ。


土手を快走の図

何とか調子よく走るようになりました。

エンジンは10年前にフルO/H済みで更にクラッチ、ミッション、サス等も今回O/Hしております。

作業はもちろんこれで終わりではなく、最後に再度メカを煮詰めることにはなります。


ノンレストアのインテリア

人によれば、このままが良いのじゃと言う方もいらっしゃいます。

外装完成後のバランスを大事にしたいと思うDrであります。


塗装は全て塗料を剥離予定ですから、時間はかかります。

余りクライエント様をお待たせするのも恐縮です。

Drは助っ人に準構成員(暴力団)を送り込むことにしました。

準構成員は元塗装屋で10年選手でしたから頼りになると期待しております





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売れちゃいました(^^)v

2011-10-07 21:58:12 | 成約御礼

ご成約のFIAT500 Twinair 5MT            イメージ画像  

円高差益還元のPRが功を奏して、二台も即決で売れました

一台は↑画像のTwinairでLHDマニュアルと硬派仕様であります。

クライエント様は何度かのメールでのやりとりの後に、突然ご来店頂き成約して頂きました。

すでに本国発注済みですが、たいへん気持ちの良いお取り引きでした。



NEW LANCIA YPSIRON              イメージ画像

こちらも数度のやりとりで即決して頂き誠に嬉しい限りです。

納期はそれなりに必要ですと、ご説明しましたが特に急がないと言う嬉しい言葉を頂きました。

選んで頂いたOptがリストに載っているにも拘わらず、まだ受注出来ないという本国メーカーの返答には参りましたが、
クライエント様には寛大な処置を頂きました


恥ずかしながらショップの前半の並行輸入販売実績は誉められたものではありませんでした

Drの脳裏には並行はもう終わったんじゃないかという懸念もありました。

HPも昔ほど真剣にページ作りをしてませんし、このブログが唯一の広告塔?です。



1995年の過去の栄光            NAVI誌の定期広告(クリック)

思えば当時は並行もそれなりに活発であり、もっと真剣に取り組んでいたと思います。

155Sportivaは大ヒットでまさにジャンジャン売れました。

SZ(ES30)も結構な台数を売りました。

並行路線が半ば頓挫していた理由は色々とあるのですが、今回の円高差益還元で忘れていた物を思い出しました。


ショップを老舗だと世間は評価してくれてるようです。

確かに25年もイタ車メインでやってますから、実績だけで言えばそうかもしれません。

しかし、Drは決して自社を老舗だと思ったことはありません。

もっと先輩のショップもありますし、個人的には長いことやってるだけという感じです。

しかし、こと並行輸入に関しては、老舗だと評価して欲しいのです(笑)。

当時真剣に輸入していたのはDrとATさん(今は無い)くらいでした。

アルファに関しては並行のパイオニア(言い過ぎかw)と自負しています。

新車中古車と本当に数え切れない台数を輸入しました。


Drは忘れていた物を思い出すことにしました(笑)







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ABARTH TRIBUTE FERRARIが入庫!

2011-10-05 21:46:34 | 新着入庫

ブルーアブダビは稀少色


この個体はお客様の確定注文車です。

オーダーを頂いたのが一昨年(2009年)の12月ですから、なんと到着までにおおかた二年近い納期だったことになります

お客様は首を長くしてお待ちになったことになりますが、特に催促をされなかったお客様に感謝する次第であります(ペコリ)。

このTributeに関しては4色のボディ色でずいぶんと納期が変わります。

実は一番多いレッドの納期が一番早くて、一年くらい前には上陸しておりました。

実はDrのショップでもレッドは販売実績がありました(未公表w)。



供給数の割合                  過去の記事より


少数色のほど納期が遅くなります。

このTributeは正規輸入されてますが、興味深いのは色の比率です。

赤、黄、青、グレーはそれぞれ110台、30台、5台、5台という割り当てだそうです。

このブルーアブダビは想像よりもシックな青で悪くないでしょう。(フェラーリ純正色)

ちなみに赤以外は全てエクストラコストが発生します。



イエローキャリパー

レッドキャリパーと聞いてましたが、意外にもイエローでした。

もしかしたら、外装色で変えてるのかもしれましぇん。


押しボタン式セレクター

こちらは慣れないと少々違和感があります。

まさにアナログからデジタルという感じであります。


高級シート付

カーボンフレームだそうで、単体ならお財布には優しくないでしょう。

細部にはABARTHの小細工が多々見られます。


180ps/5,500rpm/25.5kgm

ABARTH+FERRARIチューンだそうで、本日は天候悪しで試走はしませんでした。

近日中に近所を転がして、調子を見る必要があります。(役得モードw)


車載されてきた意味不明な梱包?

実は一番Drを驚かせたのが、このダンボールだったりします

Tributeを買うとオマケがたくさん付いてくるわけです。

かってのSZ(ES30)もバックやカバーが付いてました。


半端じゃないオマケの数w

大物小物と確か30品目はあったと思います。

転売するときは全て揃ってたらプレミア付くかもしれましぇん(笑)。


最後に余り大きい声では言えませんが、このTributeはお騒がせなクルマなんです。

お騒がせはウルサイという意味ではありましぇんw。


限定販売→予約受付(買い注文多数?)→色変更アリw→デリバリー開始で正規物参入→並行業者責められる→納期遅いw

以上、ざっとこんな図式でありました。

とりわけ正規物の予想外の参入はまさに並行対策とも言えます。

ディーラーさんは並行業者の価格を見て、価格設定をしたのでしょう。

いつもは反対なのですが・・(笑)。


とにもかくにも、何とか到着したのが嬉しいDrであります 
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Duettoが入庫!

2011-10-02 20:36:41 | 新着入庫

1967y(?) AR Spider Duetto 1600

かなり超久しぶりに入庫したDuettoをご紹介します。

創業以来、Duettoはそれなりの数を売りました。

Drとしては後のコダートロンカ(2,000)と共に好きな一品です。


HT付きは珍しい

目ざとい人なら画像から、US仕様と判別されるでしょう。

確かにUSなのですが、悲観することはありましぇん。

1750ならともかく、1.6は基本的にEC仕様も変わりませんからネ。


EC仕様と同じキャブレターモデル

1750USはSPICA燃料噴射でキャブにするには少々面倒です。

他の相違点はテールレンズの色とマイルメーターくらいが大きなところです。

肝心のこの個体の評価をしましょう。

画像からもわかると思いますが、綺麗とはいえましぇんw。

おまけに数年間は放置されてました。

しかし、限りなく存在しないレストアベースに最適な個体です。


錆腐食は見当たらない!

そうなんです、川崎さん

US仕様の最大の美点は腐食がなくボディの状態が良いことにつきます。

レストアと言うほど大袈裟な作業をしなくても、結構良い状態に修復出来ます。

実は赤の塗色はオリジナルではなく、ど~もベージュ色がオリジナルのようです。

現在の塗装も良くないので、やはりオリジナルに戻すのが良いでしょう。

やや面倒なのはダッシュパネルも塗り直す必要があることでしょう。

ちなみに、ベージュ色は結構人気があります。


セルがダメ

数年放置で不動状態なのですが、何とかエンジン始動をしようと試みました。

セルが不調でたまにしか回りません

点火は大丈夫ですが、燃料が来てません。

強制注入しても初爆が無いのですネ。


スロットルが固着 

明らかにアクセルペダルの踏みごたえがおかしかったのは、固着してたからなんです。

Weberのスロットルレバーが歪んでるのは、こういうことだったんです

これでは、エンジンは一生掛かりません

(もっと早く気づけw)


Keyはオリジナル?

ネイマンの純正キーのグリップはゴム製で、大抵はリングを通す穴が破けます。

しかし、このKeyは状態が良いのです。(扱いが良かったという意味)

推測ながらもしかしたら新車時からのKeyじゃないかと思いました。

特に使用感のある右下のKeyでさえグリップは綺麗なんです。

疑問の湧いたDrは積算計を見たら、6.5万マイル(104,000km)は実走行かもしれないと思いました。

まあ、Keyは当時ならネイマンゴム製は入手できましたし、メーターも当てにはなりません。

そんなことは、ど~でも良いと言えば良いことであります。

大事なのはあくまでも現在の状態です。


走るようにするのは、先ずセルとキャブのO/Hが先決です。

仕上がる過程や完成後の姿を想像すると、やはりこれは楽しいとしか言いようがありましぇん(笑)。

(商売抜きなら更に楽しいですw)






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FIAT Dobloも円高差益還元ダス

2011-10-01 22:36:46 | 並行輸入車礼賛

格好悪い?


日本で現在手に入るアルファはMiToしかありませんw。

FIATは500の一人勝ちですが、他の車種はほとんど売れてましぇん。

同じメーカーなのに、なぜQuboやDobloは輸入しないのでしょう?。

ルノーカングーはヒットしているというのに不思議じゃあ~りませんか!。

その理由はA/T仕様の有無がインポーターを躊躇させてるのでしょう。

しかし、あのムルティプラは多少なりとも売れました。

ちょっと逆説的ですが、正規輸入されないから我々並行業者の存在価値があるとも言えます。


格好良い?

今回ご紹介するのはDrも余り詳しくないDobloです。

Quboの大きい版というのがDrの先入観でありました。

日本ではカンオケワンボックスが主流ですが、欧州ではこういうスタイルが主流なんでしょうか?。


インパネの意匠はDr好み

余りに選択肢が限られてる現在のイタ車ラインナップです。

もっともっと本国の個性有るモデルに乗りませんか?。

これは決して宣伝ではありましぇん。

1マニアとしての提言であります。

リスクあると思われる並行輸入車ですが、現実はそんなことはありましぇん。

並行輸入車を買われた方に聞いて貰えば、どれだけ修理代が発生したとか、部品で苦労したかわかるでしょう。

最も、並行業者が身近であるとか、アフターサービス体制の良否はあるでしょう。

あくまでも、リスクより希少価値に価値観がないとお奨めは出来ません。



円高差益還元プライス


豊富なカラーバリエーション


豊富なOpt装備

大家族のアナタには、


ガビ~ン!               なんと三列シート!(Opt)


ど~しても欲しくなったという方は迷わず・・


075-934-0282 

担当Drまでコール下さい。

(もしかしたら宣伝かもw)



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