家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

置き引き

2007-02-19 10:01:36 | Weblog
墓参りに行った。

水汲みの場所に「置き引き多発 厳重注意」と張り紙がしてあった。

墓に来ると故人に会えるような気がして嬉しくなる。

だが、そんな気の緩みを利用して窃盗をされてしまう世相になった。

敬虔な気持ちの時であっても、それは油断として被害にあう。

年がら年中気を張っていなくてはいけなくなった。

墓の中にいる人達が見ているという意識を持っているから「人に迷惑をかけない」とか「恥ずかしいことをしない」とかの行動規範になっていたのでは?

「草葉の陰で見ている」ということで他人が見ていなくても自制してきたのでは?

たくさんの故人の見ている目の前でどうどうと窃盗をする輩がいることに驚きを覚えた。

心を開ける場所が減ってしまうことは痛手だ。