屋根塗装を完了した。
太陽の光線の強さを痛感する日々だった。
曇天に作業していて急に陽が差してくると、もう暑くていられなくなる。
地下足袋を通して感じる屋根の温度はフライパンの上にいるようだ。
汗が流れ出て首に巻いたタオルも洋服もすべてビッショリになる。
だがそんな時サーッと風が吹くと、それはそれは気持ちが良くなる。
風は晴天時唯一の助けだった。
我が家の屋根の傾斜はゆるいが、それでも気が許せない。
傾斜に沿って立ち続けたり歩いたりするわけだが平地に慣れているので何度かヒヤッとすることがあった。
また傾斜したまま作業するのは時に平衡感覚がおかしくした。
作業が嫌になってしまったときには出来上がったときのことを想像してやる気を取り戻した。
またそのまま止めてしまうことの大切さも大事にした。
「カーボングレー」という色にしてみたが陶器瓦のような色だ。
良くも悪くもない色という感想を持った。
これであと10年間はこの色と付き合うことになった。
もう雨でも、また晴天でも、とにかく天気を気にすることから開放されたことがイチバン嬉しい。
太陽の光線の強さを痛感する日々だった。
曇天に作業していて急に陽が差してくると、もう暑くていられなくなる。
地下足袋を通して感じる屋根の温度はフライパンの上にいるようだ。
汗が流れ出て首に巻いたタオルも洋服もすべてビッショリになる。
だがそんな時サーッと風が吹くと、それはそれは気持ちが良くなる。
風は晴天時唯一の助けだった。
我が家の屋根の傾斜はゆるいが、それでも気が許せない。
傾斜に沿って立ち続けたり歩いたりするわけだが平地に慣れているので何度かヒヤッとすることがあった。
また傾斜したまま作業するのは時に平衡感覚がおかしくした。
作業が嫌になってしまったときには出来上がったときのことを想像してやる気を取り戻した。
またそのまま止めてしまうことの大切さも大事にした。
「カーボングレー」という色にしてみたが陶器瓦のような色だ。
良くも悪くもない色という感想を持った。
これであと10年間はこの色と付き合うことになった。
もう雨でも、また晴天でも、とにかく天気を気にすることから開放されたことがイチバン嬉しい。