風もなく暖かい日。
墓参り日和だった。
最近は市も財政難だからか墓の周りの手入れがずさんになった。
自分でツゲの木の手入れをして草取りをした。
「おばあちゃんは、きっとあなただけを見守っているような気がする」
妻が突然言った。
「そうかー?」と私も答えはしたが確かにそうかもしれないという感じはしている。
母親が自分の夫に対して強い好意を持っているというのは娘にしてみると複雑な感情であろう。
だが妻は母親のシアワセを考えて私に「ありがとう」を言う。
「オレがシアワセなんだよ」と言い返す。
市営の霊園に妻の両親と私の父の墓がある。
「千の風になって」の歌詞じゃないけど、みんな春野に行っている気がしている。
留守になった墓をきれいにした。
墓参り日和だった。
最近は市も財政難だからか墓の周りの手入れがずさんになった。
自分でツゲの木の手入れをして草取りをした。
「おばあちゃんは、きっとあなただけを見守っているような気がする」
妻が突然言った。
「そうかー?」と私も答えはしたが確かにそうかもしれないという感じはしている。
母親が自分の夫に対して強い好意を持っているというのは娘にしてみると複雑な感情であろう。
だが妻は母親のシアワセを考えて私に「ありがとう」を言う。
「オレがシアワセなんだよ」と言い返す。
市営の霊園に妻の両親と私の父の墓がある。
「千の風になって」の歌詞じゃないけど、みんな春野に行っている気がしている。
留守になった墓をきれいにした。