家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

作業と対価

2009-06-02 08:23:03 | Weblog
友人の土地が春野にある。

我が家から車で15分足らずのところだ。

彼は、そこに家を建てようとしたが頓挫した。

その後草刈りにも行っていなかったという。

妻と私が、その草刈りを手ほどきすると共にどんな草刈り機を購入したらよいか指南した。

だがそれをする前に私から条件を出しておいた。

1 その土地を私にも利用させてくれること

2 作業の対価としてランチをおごること

以上だ。

彼がOKして作業となった。

敷地内に川原まで下りられる場所があり、その道を造るのが私の役割だ。

下草を刈り、竹を切り倒し足場をきれいにして進む。

川原は浅瀬と深みの両方があり子供を安心して遊ばせることが出来るし大人も癒しを与えてもらえる良いところだった。

清流にはハヤが群れていた。

巨木の日陰もある。

鮎の解禁で大賑わいの河川とは違って趣のあるところだ。

さてランチはというと私の描いていたものとは全く違っていた。

私の言うランチはコーヒー付きで1000円。

だが連れて行ってもらったのは予約受付の料亭だった。

あれほどの作業では私の不当利得となりそうだ。

だが作業はこれだけで終わったわけではないので近いうちに返そうと思う。

彼もそこを見抜いて連れて行ってくれたのかもしれない。