家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

モリアオガエルの卵

2009-06-30 07:30:41 | Weblog
春野にあるケヤキの木に白い物が引っかかっているのが見えた。

妻が「買い物袋かしら」と言った。

よく見るとモリアオガエルの卵だった。

モリアオガエルは池など下に水のあるところの木に登って産卵することで有名だ。

我が家の場合は下に水を張った大きな鉄鍋が置いてある。

うまく落下すれば水の中だが、ずれたら土の上という微妙な位置に産卵したようだ。

卵の中のオタマジャクシの位置により落下地点は五分五分で陸か水。

陸に落下すれば乾燥してしまい死を意味する。

ここで生死の決定がなされる。

たまたま風が吹いていれば全員水もありうるし、またその逆もありうる。

これが自然の法則だとして人間も同じような法則に従っているとすると私も明日、池以外のところに落下するかもしれないということだろうか。