家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

カニを初めて見た麿君

2009-08-05 09:02:40 | Weblog
妻が庭にいたカニを捕まえ水鉢に入れて持ってきた。

そして麿君を抱きかかえて「ほらっ。ここっ」と教えた。

少し動いたのでカニに気付いた。

近づいては匂いをかごうとする。

だがカニは水中だから匂いがしない。

しばらくすると今度は手で触ってみることにしたようだ。

そおっと手を出して「サッ」とカニに触るか触らないかで引っ込める。

何度か繰り返してみた。

カニも負けてはいない。

爪を広げて見せて「来たらこの爪で挟むぞ!」と威嚇する。

麿君は、どうも水の中に居る生き物は勝手が悪いようだ。

手に水が付くのも好まないようだ。

遊びを止めてしまった。

飼い猫にとって初めての動物との出会いは、どんなことなのだろうと思う。

人間は親が教えたり学校で習ったり。

また写真に撮って後で図書で調べるし、ネットも活用する。

猫は匂いと触覚で、その場で全てを感じ取らなくてはいけない。

「これは食べられる」「これは逃げたほうがよさそうだ」と。

これは難しそうだ。

じゃぁカニにとって初めての動物との出会いとは・・・・・・?

果てしなく続く子供のような疑問。