家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

頭の使ったの2

2011-10-28 07:10:43 | Weblog
今度は頭の中身を使った。

春野の我が家の山林の中に他人の飛び地が3筆ある。

そこを売ってもらった。

ところが、そのうち2筆が農地になっている。

農地を買う資格がない私は地目を変更するしか購入する手立てはない。

売主と相談して、その手続きを私にやらせてもらうということで合意した。

まずは農地委員会の許可をとり、その許可を持って法務局で今度は地目変更の登記をする。

それが終わると、いよいよ所有権移転登記をして終了だ。

最近その手続きの全てが終わった。

勿論売買契約書等も全て自分で作った。

それによって売主に支払う金額がずいぶん低く抑えられた。

本来なら私が土地代金を支払って、その中から売主が地目変更等の手数料を支払わなくてはならない。

それでは売買価格が高くなってしまう。

売主と私の信頼関係が充分にあるからこそ、こういうことが出来たと思う。

実際の土地も私が草刈りをする等整備をして文句なしの山林にした。

その結果農地委員会と法務局の現地調査にも合格したというわけだ。

もともと山間地の山林であるし我が家の山林に囲まれた土地なので安価であったが、さらに安く購入できた。

パソコンのおかげで楽に書類が整えられた。

またインターネットで下調べすることができたし地図などもプリントすることが出来た。

ずいぶん便利な世の中になったものだ。

うれしかったのは安価に出来たことだけでなく売主から「ありがとう」と言われることだ。

売主にとってめんどうな手続きを代理して私が済ませ、そして現地がきれいになった。

先祖から譲られてきた土地を手放すことに抵抗があったようだが今は「気楽になった」と言ってくれる。

私も「ありがとう」を言う。

お互いに感謝が生まれた土地売買であった。

地続きで増えた300坪。

どのように使うかは、まだ全く決まっていない。