家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

DOCはDOCK

2011-10-05 06:45:08 | Weblog
蓼科にあるDOC氏の別荘で目覚めたのは午前5時半。

いつも通りに起きて散歩した。

標高が1185メートルある割には寒くなかった。

ゴルフ場の隣に位置する別荘地のため隅から隅まで整備されていて気持ちよい。

小川の音に誘われて行くと沢の岩の間を清水がザーザーと音を立てて流れ、その流れは更に川に合流してゆく。

DOC氏の用意してくれた朝食をとり、またまた皆で会話を楽しむ。

この場の提供と言い皆の世話と言い、そして中さんの車の件と言いDOC氏には並々ならぬ犠牲を払ってもらっていることを実感する。

DOCとは自分で決めたハンドルネームらしいがDOCKとしてKを一文字増やして傷ついた船の修理や足りないものの補給をする場所の意味も加えても良いと思った。

船が人間に代わっただけで癒されて大海に戻って行くことは同じなのだから。

さてDOC氏邸を後にした我々は製麺所に寄り自由農園に寄って活きの良い地元の土産を調達した。

52号線の身延で昼食をとった。

私はホウトウ鍋とご飯をたらふく腹に詰め込んだ。

その後富士川PAに設置されたスマートインターから伊豆組と浜松組に分かれて東名高速に入った。

下りは行楽帰りの車で混んでいた。

日本平でモーガンO氏と挨拶して一応の別行動にした。

10分もすると後ろを走る私の視野からO氏の姿は消えた。

ところが袋井インター手前でO氏のモーガンが路肩に止まっているではないか。

私もハザードを点けて止まった。

「ガス欠だ」と言う。

私も諏訪南インターで給油したが25Lしか入らなかったしO氏はDOC氏邸で持ってきた20Lを入れたはずだ。

だが紛れもなくガス欠症状を示す。

急遽私がガソリンタンクを借りて袋井インターを出てガソリンを購入し再び袋井インターから乗り掛川で降りて、またすぐ乗った。

「2キロ先故障車あり」と電光掲示板に出ていた。

路肩に停車していると道路交通法違反になるかもしれないが、やるしかない。

我々の横を猛スピードで車が走りすぎてゆく。

安全の確保は難しいものだと実感した。

ガソリン補給をしたO氏のモーガンは黒い煙を吐き出したが快調に走り無事浜松インターで下りることが出来た。

自宅に到着して片づけをしているとポケットの中からどんぐりの実とゴルフボールが出てきた。

DOC邸の近所で拾ったものだ。

「子供みたいだ」と自分で感じた。

まる二日オープンで走ったため咽が少しいがらっぽい。