家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

スズメバチも怖いが

2012-07-06 07:03:44 | Weblog
軒下にトックリが。

写真を撮ってネットで調べた。

トックリ蜂であろうと思って調べたら、放っておけばよいと書かれていた。

Y爺さんが来たときに「蜂の巣がある」と言って見せると「すぐ取れ」と言う。

「すぐに、これの3倍ぐらいになるで」と言う。

急いでハチ用のスプレーを散布してから棒で叩き落した。

中には幼虫がいた。

幸い親はいなかった。

これはトックリ蜂ではなくコガタスズメバチの巣だったのだ。

性格はオオスズメバチほど攻撃的ではないと書かれていたが刺すことには変わりない。

コナラ林の下草刈りをしていたら「ブーン」という大きな音が聞こえた。

オオスズメバチがコナラの樹液を舐めに来ていたのだ。

急いで作業を留めてハチ用スプレーを取りに戻った。

近づき過ぎない場所からスプレーを使った。

噴霧された液体がオオスズメバチに掛かった。

すぐに逃げ出していった。

安心して草刈りを続行した。

しばらくすると再び「ブーン」。

スプレーしてオオスズメバチがいなくなった間に草刈りをする。

草を刈ることを辞めようとも考えた。

コナラ林の中で、どのコナラにハチが来るのか分かり易くするためだ。

しかし、やはり刈ることにした。

草が残っていると、今度は別の奴が潜んでいる可能性があるから。

地面を良く見て草刈りをするのだが同時に樹上や空中まで、そしてイロイロな音も臭いも気にする。

五感を働かせていないと、ひどい目に合う。

この危機感が私を人間という動物に戻してくれると思っている。

人間の弱い五感でも研ぎ澄ませないと毒や攻撃用の身体を持った奴らにやられてしまう。

最近我が家の位置する久保田林道で熊の目撃情報が入った。

複数の道路工事人たちの前を歩いていったという。

舗装された道路を車で20分ほど登った所だ。

直線で山を走る熊の足なら5分というところだろうか。

あらゆるスプレーを持ちながら作業するわけにもゆかないし。

「出会い」のないことを期待する。