家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

第二モリアオガエルの卵

2012-07-05 08:00:02 | Weblog
モリアオガエルの卵は、ほぼ全部水を張ったすり鉢に落ちたようだ。

元気そうに泳いでいる。

私が近づくとサーッと水中に沈んでいくから既に身を守るプログラムが開始されるまでに成長したのだ。

ヤレヤレと思って別の水鉢の中にいる魚達にエサをくれようとした。

「あれ?」

ヤマボウシの葉の裏に・・・。

近寄って確認した。

やはりモリアオガエルの卵だ。

なんと今年は2個目を産んだ。

そして例によって水鉢から少しはなれた位置だ。

これだと、ほぼ地面に落下して全滅する。

「しょうがないなぁ」

水を張ったバケツを下に置きバケツの取ってと卵の付いた枝を縛っておいた。

「これなら全員助かる」

まさか人間のいる庭に産み付けると人間が助けてくれるとまでは計算していないだろうが。

下に水のあることを確認して卵を産みつけるのだから、ある程度の予想はされている。

ほんの少しずれているのは、ただの失敗だと思うが。

しかしこのように私の手で全員生き残らせるということをして良いものなのだろうか。

失敗するようなモリアオガエルの子孫は生き残れないのが自然なのではないだろうか。

とりあえず我が家で絶滅するのを見たくないから水の入った容器を提供したがオタマジャクシがもう少し大きく育ったら下の水溜りに移してこようと思っている。

そこから彼らの本当のサバイバルが開始する。

成長したこの子たちが、やはり少し外れた所に産卵したとしても私は責任とれませーん。