家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

紅葉と薪ストーブと

2012-11-29 07:21:20 | Weblog
家の周りに紅葉している木々が多い。

雨戸を開けるとパーッと明るさが飛び込んできた。

目の前のモミジが真っ赤になっている。

かがみこんでモミジのテッペンまで見てみた。

全体が陽の光を受けて最高に輝いている。

薪ストーブに火を入れた。

徐々に大きくなる炎。

モミジほどは赤くない。

炉の中に薪を詰めて作業に出かけた。

汗をかいて戻ってくる。

部屋の中は暖かいままだ。

まるで妻とか母とか私を守ってくれる女性が温めておいてくれたようだ。

炎はないが赤く火の残った炉の中に新しい薪を入れておいて着替える。

新しい下着を着ると少しそのままの姿で薪ストーブの暖かさを体に塗った。

少し燻ったあと薪に炎が絡み着いた。

チェーンソーの振動と音響がまだ体に残っている。

ポットに残してあったコーヒーを飲む。

急坂を登った腿の疲れは、もう消えていた。

次の作業の段取りを考えているが身体全体の筋肉は、もう弛緩している。