家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

石垣終了

2012-03-20 09:35:27 | Weblog
去年2011年の8月に階段の段数を増やすことに端を発した土木工事。

その後その階段に通じる石垣の修復をしたり崩れて無くなった石垣を再現したりしていた。

最近最後の石垣工事を終了した。

今までただの斜面だった部分を削り山道を付けた。

その道の下を石垣で作った。

石垣の上に道があり石垣が止められた後は道もなくなり石垣の代わりに丸太で土留めがされていたのが当初の状況だ。

丸太と物置の間は狭く人が通れるほどの空間はなかった。

何度かマムシが、その丸太の隙間に消えてゆく姿を見ていたので、それも改善したかった。

冬というマムシの眠っている期間に工事を行う必要があった。

今度の石垣工事は新たに作り出す部分と既にある石垣と合体させる部分とがある。

また山を削るため土砂崩れにならないようにとの気遣いも必要だった。

今までの石垣修復は立体であっても作業としては平面的であった。

しかし今回の山を崩して道を造る作業は正に立体的だった。

斜面に対して垂直に削り更に歩くための部分を削り取る。

その作業が下に向けて角度を付けて続くのだ。

削った土は道路下の我が家の杉林の中に投棄する。

積み込む重さは最高で100Kgはあっただろうか。

何往復もして掌の筋肉痛になったことは驚きだった。

来る日も来る日も土砂を削っては捨てる作業だ。

途中で土の変化に気がつく。

石混じりの土だったのが急にサラサラの土になった。

かと思うと今度は紛れもない腐葉土だったりした。

石に当たってしまうと作業は、その石だけを取り除くことに集中する。

取り出した石が10Kgはあろうかという大物だと「ヤッター」感が増す。

石垣積みは、もう慣れたものだ。

少し積んではコンクリートで固め、再びその上を積む。

Y爺さんは道をコンクリートで造れというが私は土のままにした。

下から2段までは階段式であとはスロープだ。

一番下に砂利を敷いた。

土嚢袋に詰められた25Kgの物を15袋敷いた。

出来上がって眺めると初めからそうなっていたかのような感じだ。

つまり違和感なく仕上がったということであろうと自己満足した。

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2 コメント

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山水様 (無職無収)
2012-03-21 07:41:46
山に上がる道路にたくさん落ちている物を拾ってきます。幸い現在道路は最奥で通行止めになっているので交通の妨げにもなりません。ただ標高が高くて道路と落石が凍り付いているときもありました。
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Unknown (山水)
2012-03-20 10:10:24
手入れされた屋敷には付加価値がつき価値観が出てきますね
石を集めるだけでも大変そうですが良く揃いましたね
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