家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

光明山遺跡

2011-09-15 08:36:20 | Weblog
春野に行くには国道362号を走る。

杉木立の間を、また川沿いに適度なカーブを、そしてアップダウンを繰り返す。

途中数箇所に光明山遺跡入り口という看板を見る。

以前から気になっていたので地図で確信した。

道は国道362号と同じような方向に伸びていた。

というより国道362号より先に、こちらの林道があったのであろう。

後の人々が便の良いように山を切り開いて国道362号を開通させたということか。

私が入ったのは本田宗一郎の出身小学校である光明小学校の付近からだ。

国道362号とは違い極端に狭く急勾配の林道だった。

先日の台風の影響で葉や枝が道路全面に落ちている。

それどころか木は倒れているし土砂が堆積している箇所もある。

あやうく堆積した土砂に前輪を取られて転倒するところだった。

やっと到達した遺跡だったが、ただの荒れ地の様相だった。

城跡を見ようにも小道は草が覆い茂り歩く気力を奪ってしまった。

そんな林道でも老人たちの軽自動車とすれ違ったし森林伐採の人たちは働いているし結構それなりに活気はある。

私はヤマハメイトという銀行員の乗っているオートバイで出かけた。

メイトを止めて写真を撮っていると「何かの調査かな?」という目で見られる。

しかしひげを生やした役人はいないだろうから???となる。

「たぶん何かの盗掘か山野草を取る準備かなにかだろう」と思われたかな。

実際道路に埋けてあるグレーチングと言われる溝用フタが盗まれていて車なら平気でもオートバイだとヒヤヒヤものだった。

毎回通るトンネルの上を通過してきたことが分かると何となく立体的に地図が理解できた気がして嬉しかった。

国道362号を逸れて国道362号に戻ると安心感を覚えた。

国道362号は身近な存在になっているのだと実感した。

薄いパーカーを着て走っていた時には少し肌寒く感じたが到着したら暑い暑い。

いつも1時間で到着するのに2時間半後に無事到着の電話をしたものだから妻に心配されていた。

シートが薄くてお尻が痛くなったこと以外は楽しい思い出が出来た。


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2 コメント

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Unknown (山水)
2011-09-15 18:57:45
山道から舗装道路へ出たときの嬉しさは高速道路に入ったときのようです
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山水様 (無職無収)
2011-09-16 06:41:28
そうですね。広くて路面もきれいに整備されている。
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