団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

欧州連合(EU)

2007年03月12日 | エネルギー 環境

  

北朝鮮や中国・韓国などの拉致問題をうやむやにしようとする慰安婦問題捏造などに腹立たしい思いを抱かされその対応に苦慮させられている日本ですが、全く関係の無い問題とはいえ、またまた、欧州に差をつけられそうです。

   asahi.com より

   新エネルギー義務化、合意へ EU首脳会議 200703092044

  欧州連合(EU)は9日の首脳会議で、地球温暖化対策として、太陽光など再生可能エネルギーの利用拡大の義務化に向けた最終調整に入った。反対していたポーランドなどが条件付きで賛成に回る姿勢を見せ、合意の可能性が高まった。EUは京都議定書後の温暖化対策で主導権をとることをめざしており、米国や中国に温室効果ガスの削減を迫る考えだ。

 EUは2月の環境相理事会で、温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出量を2020年までに90年比で少なくとも20%減らす目標の導入を決めた。再生可能エネルギーの利用拡大は、その目標達成の裏づけになる。

 EUの行政機関である欧州委員会や議長国ドイツは、温暖化の原因となる化石燃料に代わり、太陽光や風力、バイオマス(生物資源)などの利用拡大を提案した。現在の利用割合はEU全体の6.5%程度だが、20年までに20%に引き上げる。

 ポーランドやフランスが義務化に難色を示したが、議長国ドイツは9日、「国ごとの目標については、各国の状況を考慮して決める」との妥協案を提示。ポーランドのカチンスキ大統領は「固有の条件が認められれば義務化を受け入れる用意がある」と前向きな考えを示した。

 ドイツのメルケル首相は9日、「欧州は温暖化対策で世界の先頭に立つ」と表明。合意をてこに、6月にドイツで開く主要国首脳会議(G8サミット)の場などをつかって、環境保護で消極姿勢がめだつ米国や中国に同調を求める考えだ。

さらにEU首脳会議では、日米など他の主要国が同調すれば、温室効果ガスの削減目標を30%まで拡大することでも合意する見通しだ。

近隣諸国の過去に対する捏造への対応をさせられてか、未来の希望とも言える太陽光発電などは欧米に差をつけられるばかりです。
  これも、戦後60年間マスコミなどの自虐史観で弱腰外交を展開してきたつけが来ているのでしょう。
  それにしても、温暖化への対応の差がこれほどになると、またしても世界から非難を浴びることになりそうです。日本政府も、もう少し世界の動きを感じ取る必要がありそうです。

一体何をしているのでしょう!