団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

蛍光灯

2007年03月22日 | エネルギー 環境

  第508話でも取り上げたようにアメリカの家庭の照明は殆どが白熱灯、それも日本の様にせいぜい100Wと言うのでなく300Wなんてのもあると知り驚いたものです。蛍光灯が当たり前のように使われている日本との違いは大きそうです。ちなみに我が家も白熱灯は全く使っていません。
  ところが、そのアメリカも変わりそうな記事がありました。

   NIKKEI NETより

  白熱電球追放、米議会に機運・地球温暖化で

  米国で発明王エジソンが生みの親の「白熱電球」に逆風が吹き始めた。電機大手フィリップスや米上下両院議員は14日、10年かけて蛍光灯などに切り替えを促す方針を発表。州レベルでも規制する動きが浮上している。白熱電球はエネルギーの大半が熱に変わり、効率の悪さから地球温暖化対策の標的になっているためだ。

 フィリップスと民主党上院のプライヤー、共和党下院のマンズーロ両議員は白熱電球を蛍光灯やハロゲンランプ、発光ダイオード(LED)を使った効率の良い照明への切り替えを急ぐべきだと表明。両議員は環境団体などと組み、法制化も検討している。

  マンズーロ氏らによると、全米の企業や消費者が電気を大量消費する電球を使わなくなれば、年間で180億ドル(約21000億円)の電気代の減少につながり、原発30基分の電力も浮くという。カリフォルニアやニュージャージーの州議会では電球の販売禁止や州施設での利用禁止を盛り込んだ法案が出ている。

やはり殆どが白熱灯というのは本当だったようです。壮大な無駄遣いをしていたんですね。日本人のくそ真面目さとの落差を感じずにはいられません。それにしても原発30基分とは驚きですね。しかし、これだけの効果があるのなら原発の再開発に踏み出したのも見直すことにならないのでしょうか。
  それにしてもエジソンさん
直流送電といい白熱電球といい今の時代には会わないのでしょうか。それとも見直される時が来るのか。

アメリカも本気になったか!