技術の発達した現代でも克服できない技術と言うものはあるものです。今年の冬の爆発低気圧の日本縦断のニュースなどでも出てきましたが、台風シーズンの映像で傘が強風に煽られて骨が折れたりお猪口になったりするのが良く取り上げられます。
今の時代、材料も良いのがありそうなものなのにあの風に耐えられる傘というのは出来ないのだろうかと不思議に思っていました。
ところが、やはり同じようなことを考える人はいるものですね。とうとう開発されたそうです。
【大紀元日本3月14日】オランダのメーカーがこのほど開発した新製品の雨傘が話題になっている。この製品は、米軍の「ステルス爆撃機」に形態が似ており、樹木が倒れ、家屋が倒壊するような暴風雨に遭っても骨組みが絶対に曲がらず、いわゆる「お猪口」にならないことから、科学者はこれを「究極の防風雨傘」と呼んでいる。この製品は、発表されるやいなや市場で爆発的な人気を博している。
この防風雨傘の外形は、米軍爆撃機のステルスによく似ており、「前が短く、後ろが長い」奇妙なデザイン。前方では使用者の視線を遮らず、後方では水滴が背中に垂れない造りになっている。
流線型のデザインのために、傘面は常に乾燥しており、傘骨がアルミニウム製のため非常に軽い。更に、重要なのは強風に耐えうることで、普通の製品のように、骨組みが折れ曲がることはない。製造元によると、この防風雨傘は強風の中だけでなく、流体力学の専門家による航空試験も既に済んでおり、文字通りの「お墨付き」だという。
リンク先に映像もあります。意外と小さな感じでした。材質より空力デザインで来たという感じでしょうか。それにしても人間って凄いですね、私のように思うだけでなくきちんと実現する人がいるのですから。
この傘、日本には輸入されないのでしょうか。きっと大ヒットするのじゃないでしょうか。と思いながら、金儲けする人はここで自分が輸入することを実行する人なのだろうなぁと思い至りました。
さて、どこが輸入するのかな!