団塊の世代のつぶやき

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直流ハウス

2007年03月19日 | 太陽光発電

  第2735回で取り上げた直流ハウスには素人の私には分からない問題点が多くあるようです。
  お世話になっている
KAさんからメールを頂きました。折角なので全文を紹介させていただきます。

  直流送電の問題点

 §高電圧に対する危険性が大きい」

 1.いったん絶縁破壊すると瞬間に絶縁距離を伸ばしてもアークが消滅しない。1500ボルトでも2~3メートルはアークが切れません。

 2.保護回路としてアーク吹き消し用の高速遮断機が必要です。

 3.現在の家庭用のNFB(ブレーカー)では直流保護の対処は困難です。

 4.制止型の保護継電器(外見では動作が見えない)制御ゲート付きサイリスタ等の高価な物です。ゲートの制御装置が必要。トランジスタのエミッタのようなもので電圧とかパルスで電流の流れをカットします。現在電車線路変電所の超高速電流遮断装置として使われています。

 5.10ボルト20ボルトぐらいでも大電流になればアークは危険性を増します。溶接機は20~50ボルトで電流は50~200アンペアーで使用しています。

 6.長距離の電力配電線路の継電器保護(接地。短絡)が困難になります。直流の場合、5キロに一カ所ぐらい保護用の変電所が必要。

 7.変電所は交流は20キロぐらいは必要なし。直流の10倍くらいは可能。

 8.直流の高電圧送電は難しい。変電所までは交流で後は直流と言う考えも出来ますが、今近所の電柱にトランスを付けて配電しているような形態の配電が出来ません。変電所からかなり太い電線が必要。

 9.直流は電圧が同じであれば両地点から同時に送電可能(両方から)交流は出来ませんから単一方向送電です。そういうことで太陽光発電は良質な電気どころの問題ではないのです。位相差が出ると循環電流が流れて危険なのです。パーコンが作る交流波形と電力会社の交流波形の相違があります。わずかですが、オシロスコープで見るとかなり違います。パーコンは力率100%で出しているので電力会社としては地域的には有利な点もありますが、日中だけのことですからどうかな?低圧の場合はトランスに付いている電力ヒューズでカバー出来る可能性があるため仕方なく思っているのでは無いでしょうか。

 10.直流の場合、最大の問題点は電解腐食です。周辺の水道管や地中内の金属が腐食します。

 11.直流の場合、まあ~いいかとされるのは力率が100%であることだけ。

JR四国の電車線路の場合(DC1500V)変電所は2万Vないし6万V変電所は高松から順に  高松ー国分ー坂出ー番の州ー多度津ー詫間電流は2500kw、4000kw 過電流保護1000A以上あるかな?問題は事故に対する電流です。これの保護が5000メートルぐらいが限界たとえば、モーターのブラシにカスが付着して火花が飛び漏電したとすればこれは普通の電流使用ではなく一秒の何百分の一の早さで電流が突入します。これを変電所が分らないと電車のスイッチが切れたぐらいではアークはおさまりません。配電線が長いと電線の抵抗が何百オームにもなり継電器がその突入電流を察知出来ないのです。これが直流のネックです。普通の電流使用は何百アンペアーも流れても遮断機が切れることはありませんが、事故電流の場合は数アンペアー以内で遮断します。貨物の電気機関車のスタート時、いきなりノッチ上げたら2000A以上流れるから流さないようように工夫をしています。500kw級のモーターが付いています。√×∞≧?貨物でも何でも屋根にソーラー発電を付ければいい。各車両が休止中でも発電する。直流にして電車線に回生すればよし。全国ではかなり発電。JRの頭の豆腐見たいな脳みそには分からん。今JRはインバーターモーター(バリアブルボルテージバリアブルフリケンシー)に夢中。地上は地デジ。次世代はリニア。宇宙と暗号化。それから先は??ですが引力の解明でも出来れば反重力装置付物体出現。(*^_^*)
 まだあった。その前に燃料電池。水素を簡単に作り出せばいい。水を酸素と水素に簡単分ければいい。酸素と水素を燃やすだけで水になるのだから逆にすれば酸素と水素になる??????ですな。何かあるぞ~~~~。簡単言えば分子結合を解除すればいい。  あまり深く考えない!

  完全には理解できませんが、直流送電には大きな壁があるようです。エジソンさんでも勝てなかったのにはそれなりの理由があったということですね。
  しかし、いざとなったら人類は何か解決策をかんがえてくれそうな気がします。というより、蓄電池さえできれば送電のいらない独立システムが出来るわけですから、やはり蓄電池の開発が待たれます。それにしても、キャパシターも鳴かず飛ばずのようですし、上手く行かないものですね。

何か出来ないものか!