民間企業を退職し、何の縁か市立体育館の嘱託という公務員の側の仕事を経験して、直ぐにその体質に溶け込んでしまった。これでも民間で営業と言う仕事をやっていたので、常に実績に追いかけられていたので、いかに効率よく成績を上げていくかに苦労したものです。
ところが、仕事をしても何の評価もなく給料も上がらないとなるとあっという間に仕事をしない体質に染まってしまいました。これは私の性格もあるでしょうがやはりシステムにも門外があるような気がします。
そんな公務員の体質についての面白い表現がありました。
阿久根市長竹原信一さんのブログ住民至上主義より
…略
「遅れず休まずはたらかず」ではない「遅れて休んで働かず」これが役所の常識である
真面目に効率よく仕事をすると周りから「止めてくれ」といわれます
役人の物事の判断基準は住民のためかどうかではない、その結果が自分に影響が有るかどうかである
これは人間の本質であり改善は不可能と考える…以下略
無駄をなくして如何に効率よく仕事をするかから、如何に一つの仕事を効率悪く長くさも仕事をやっているかのごとく見せかける仕事に慣れるのは大変なようで案外簡単なようです。つまりは、正当な評価がない仕事を一生懸命にやるというのは並みの人間には大変なことなのじゃないでしょうか。
この周りの雰囲気に抗して、効率を求めて努力しようものなら賞賛ではなく非難にさらされるとなれば親権に仕事をするものは余程の変わり者と言えそうです。
ここはやはり、予算をできるだけ節約して効率良く仕事をすればその節約分の一部を褒賞とするくらいのシステムを導入しない限りは公務員に効率の良い仕事を求めることは無理なように思えます。
それが人間でしょう!