昨日、国の将来を考えていないと書きましたが、少しは考えているのかなとおもえるような記事がありました。
とは言いながら、どうも子供手当てなどと同じようなばら撒きの臭いがするようです。
SankeiBizより 2010.7.20
直嶋正行経済産業相は20の閣議後会見で、太陽光ななど再生可能エネルギーによる電気の買い取りを電力会社に義務づける「全量固定価格買い取り制度」について、23日に制度の基本的な枠組みをとりまとめることを明らかにした。
直嶋経産相は「再生可能エネルギーの導入拡大やそれを通じた新規事業の創出がわが国の経済成長のカギになる」と述べ、新制度の導入に意欲をみせた。
これまで電力会社は余剰電力を買い取ってきたが、全量の買い取りを義務化することで普及を促進する。ただ、割高な再生可能エネルギーの買い取りコストは電気料金に上乗せされるため、直嶋経産相は「幅広く国民のご理解を得られる内容にしなければ」と強調した。
経産相主導で昨年にプロジェクトチームを立ち上げ、関係者へのヒアリングや試算などを重ねてきた。6月に閣議決定した新成長戦略では、環境関連産業を育成するための重要政策と位置づけている。
確かに、我が家にとっては有難いことには違いないですが、何度も書いたように、今の固定価格買取制度で十分恩恵は蒙っています。余り、買取価格が高くなってはドイツのように見直しということも起きてきそうです。
本当に太陽光発電など再生可能エネルギーを真剣に考えているのか、それとも見せかけのばら撒き政策なのか、兎に角信用のできない政府だけに素直に喜べないところがあります。
真剣に国の将来を考えてきちんと計算した上での適正な価格であることを願いたいものです。
どうもうさんくさい!