太陽光発電や風力発電をどんどん進めているドイツが再生可能エネルギー100%を目指しているようです。
ドイツ連邦環境庁 UBA、2050年に化石燃料や原発に依存せず100%再生可能エネルギーで賄いうるというリポートを発表
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リポートは、太陽エネルギー、風力、バイオマス、地熱などの再生可能エネルギーのヨーロッパにおけるエネルギーの賦存量は、潜在的には十分であり。主力となる太陽エネルギーと風力の活用上、ヨーロッパ全体の地域間を結ぶような送電網の整備を、蓄電池や相互融通のネットワークなどを活用し整備することを求めていくということです。ドイツの地理的な位置からノルウェーとスウェーデンなどのスカンジナビア半島の水力発電エネルギーの供給と環境整備を重視していくことの重要性が指摘されています。
また現在計画の整備が急がれているより大きな地域間のエネルギーの相互依存ネットワーク、例えばヨーロッパ-北アフリカ(地中海地域)の活用も必要。これらのすでに取り組み始めている、再生可能エネルギー、送電網と送電・蓄電・融通システムの整備を意欲的に進めることで、2050年には石炭や原子力にも依存することのない100%再生可能エネルギーの体制をつくることが可能としています。
これこそ日本が目指すべき方向と思っていたのですが、ドイツに先を越されそうですね。
それにしても石炭や原子力にも依存しないとは徹底しています。それに比べて未だに原子力依存でしか考えられない日本は気が付いたら世界から取り残されているなんて事になるかもしれません。
原子力を止めろとまでは言いませんが、せめて残りを再生可能エネルギーに変えることを今すぐにでも目指すべきでしょう。原子力はそれから減らすことを考えても良いのじゃないでしょうか。
いずれにしても太陽光発電を主力としたエネルギー体系を一日も早く確立することこそが日本が進む方向であることは間違いないと思います。
早く始めましょう!