第3187回等で何度か取り上げた私の嫌いな「サマータイム」の話題がありましたが、今回は良い傾向のようです。
札幌商工会議所は8日、夏季に始業時間を早める「サマータイム」を今夏は実施しないことを明らかにした。
景気の低迷が長引いてエネルギー消費量が減っているために、主要な政策効果とされる「省エネ」の実績を打ち出しにくくなっていることが主な理由だ。
北海道内のサマータイムは、2004~06年、札商が中心となって始業時間を1~2時間早める導入実験を展開し、3年間で延べ1468社・団体が参加した。ただ、07年以降は参加企業・団体が減り、昨夏は札商が参加に向けた呼びかけもやめ、取り組み企業・団体は札商と一部企業にとどまっていた。
札商は「サマータイムの導入を推進していく立場には今後も変わりない」としているが、来年度以降の実施についても未定としている。7年目にして北海道のサマータイムは転換点にさしかかったといえそうだ。
なお、札商は06年から始めた「クールビズ」については今年も9月末まで行っている。(2010年7月10日20時04分読売新聞)
今年は選挙もあったので余り話題にならなかったような気がしますが、それでも密かに導入しようと画策する動きはなくなっていないはずですからこういう話題はそれに対する抑止効果になりそうです。所詮、労働者の立場の弱い日本にはこんなシステムは会いません。
狙いとは反対のサービス残業が増えて仕事の能率が落ちるだけじゃないでしょうか。尤も、省エネの狙いは表向きで、本当はサービス残業の方が目的のような気もします。
いずれにしても反対!