ペ ルティエ素子といえばパソコンの自作をやる人なら、皆、CPUの冷却を思い浮かべるのじゃない でしょうか。CPUの冷却ファンの代わりにこれを乗せ、上側を液体窒素などで冷やして、CPUを定格以上に オーバークロックして楽しむものです。私もやりたかったが敷居が高そうで諦めたものです。今や時代は水冷に なっているようです。
そのペルチェ素子を使った想像を絶するような発明をした女子高校生がいるそうです。これは驚きです。
ロケットニュース24 2013年7月1日
15 歳美少女が電池いらずの懐中電灯を発明! エネルギー源はなんと「体温」!!
今、カナダのスーパー女子高生が話題となっている。彼女は、なんと電池いらずの懐中電灯を発明しちゃったとい う。その不思議な懐中電灯を光らせる方法は “握る” だけ! 握った手の体温で光る懐中電灯なのである。電池の心配がなくなるなんて、これは緊急時にめちゃめちゃ役立ちそうだぞ!!
・ 美少女高校生発明家 アン・マコシンスキーさん
体 温で光る懐中電灯を発明したのは、カナダの高校生であるアン・マコシンスキーさん(15)だ。アンさんは以前か ら「身のまわりのムダなエネルギーに興味があった」そうで、代替エネルギーについて研究をしていたという。
・ 秘密は「ペルチェ素子」
体 温で光る懐中電灯の秘密は熱移動で電気を作り出す「ペルチェ素子」だ。ペルチェ素子は一方を冷却しながらもう一 方を温めると電気を生成する。体温と外気の温度差が大きいほうが電流が流れやすいようで、摂氏5度の方が摂氏 10度よりよく光るという。しかし摂氏10度でも20分は安定して光っていたそうだ。
・ 製作費は約2600円
今 回、アンさんが発明した懐中電灯だが、製作費はなんと26ドル(2600円)。材料はオークションサイトで購入 したそうだ。有名メーカーの懐中電灯なら普通に2000円以上するぞ! アンさんによると「量産すればもっと安 くできると思う」とのこと。…以下略
読んでももう一つイメージがわかなかったのですが、分かりやすい動画がありました。
The Hollow (Thermoelectric) Flashlight - Google Science Fair
The Human Heat Powered Flashlight
これは本当に凄いですね。ペルチェの冷却はどうするのかなと思ったら、下の動画で良く分かりました。上手く考 えていますね。価格もそう高くないようなので一家に一台是非欲しいですね。いざ必要な時に電池が切れているなんてこ とはよくあることなので、これがあれば安心ですす。
電機や電池の手に入りにくい発展途上国にも是非広めたいですね。それにしても、こんな凄いものをあんな子供 が発明するなんて、世の中まだまだ何が起きるか分かりませんね。
びっくりしました!