第 4775回で取り上げた桶川市のため池へのメガソーラーの受注先 がきまったようです。どんなものができるのか楽しみです。
残念ながら我が香川には未だにため池のメガソーラーの話題はないようです。密かに計画が進んでいるのなら良 いのですが。
日刊工業新聞よ り 2013年7月10日
シ エル・エ・テール・アンテルナショナル、水に浮かぶ太陽光発電システムが日本に誕生
世界初!水に浮かぶ太陽光発電システム日本に誕生
フランスの革新的なソー ラー企業、シエル・エ・テール・アンテルナショナル(Ciel et Terre International)の子会社、シエル・エ・テール・ジャパンは、同社の特許技術であるHydrelio(c)(ハイドレリオ)テクノロジーを用 いた世界最大のフローティングPVシステムの建設を発表します。1,157 kWpという産業規模の水上設置型太陽光発電システムは日本はもとより、世界初のものとなります。
このシステムは、桶川市(埼玉県)の入札を落札したシエル・エ・テールのパート ナーである日本のソーラー大手、株式会社ウェストホールディ ングスと共同で建設されます。土地と水資源を保全しながら雨水調整池をグリーンエネルギー分野 に転換することを目的に掲げています。
総発電量 1.157MWpを呈する施設の年間の発電量は約1,500,000kWhで、標準的な家庭用ソーラーシステム 360台分に相当し ます。
参考(PDF):水 上設置型太陽光発電システム
動画がありまし た:http://www.mbs.jp/news/jnn_5387935_zen.shtml#ooid=w3Nm5mZDozYzQKh9tOX2B0z74BU7i9eB
もう一つため池での太陽光発電の記事がありました。
ITmediaより 2013年07月11日
土 地がなければ「ため池」を使う、水に浮かべて使う太陽電池
兵庫県の南西部にはため池が目立つ。ため池に水を満たしたまま他の用途に用いること は難しい――このような常識を覆すのが水に浮かぶ太陽電池だ。ノウハウがほとんどない分野であることから、ま ず、小規模な実証実験で可能性を探る。
[畑陽一郎,スマートジャパン]
兵庫県には全国一のものがいろいろある。建築物だけをとっても、世界最長の吊り橋「明石海峡大橋」(淡路 市、神戸市垂水区)や日本最古の重力式コンクリートダム「布引五本松ダム」(神戸市中央区)、現存する鋳鉄 製の最古の橋「神子畑鋳鉄橋」(朝来市)などの名が挙がる。
もう少し身近な例では「ため池」だ。兵庫県、特に南西部の播磨地方には4万3000カ所もの農業用ため池 が散らばる。全国のため池の2割が集まっている計算だ。
兵庫県はこのため池の水面を再生可能エネルギー源として使うため、水に浮かぶ太陽電池を使った「フロート 式太陽光発電の実証実験」を2013年7月15 日から小野市で開始する(図1)。水面は整地された土地とは異なる。波風の影響を受け、水位も変わる。これらの影響を調べるのが目的だ。…以下略
こちらの はメガソーラーまでは行きませんが香川県よりため池が多い県ですからこれからの広がりに期待できそうです。 これも、リンク先の画像で概要がわかります。
数では負けてますが、日本一狭い県で2番目に多いのですから比率では負けていないと 思います。それだけに香川のため池でのメガソーラーを期待します。
何でやらないんだろう!