第 5295回の「河野談話を見直さない」で河野洋平の国会喚問と談話の見直しを期待していた多くの日本人があ まりのことに失望し安倍さんに不信感を持ちました。
自民党内部やアメリカなどからの圧力があったのだろうとは想像しますが、中身が見 えないだけに本当に安倍さんを信じて良いものか迷ってしまうのは私だけではないでしょう。
その談話の見直しを開始するそうですが、果たしてどこまで本気なのか不安が付きま といます。
日本経済新 聞より 2014/5/4
「河 野談話」検証、6月に報告書 韓国との調整明記
河野談話の有識者検証チームは菅官房長官のもとにつくる
政府は韓国との最大の懸案である従軍慰安婦問題をめぐり、旧日本軍の関与を認めた1993年 の河野洋平官房長官の談話の検証結果を6月にまとめる方針 を固めた。連休明けに有識者の検証チームを立ち上げる。談話は見直さない。談話作成にあたり当時の韓国政府とも擦り合わせた事実を示すことで、日韓の政府 間協議を後押しし、関係修復につなげたい考えだ。
有識者の検証チームは菅義偉官房長官のもとにつくり、タカ派色を薄めるために女性 や人権派弁護士らを加える。6月22日が会期末の今国会中に検証を終える方針だ。
河野長官のもとで談話の作成にかかわった石原信雄元官房副長官や谷野作太郎元内閣 外政審議室長らから経緯を聴く。文言調整の際に(1)韓国政府とどのよ うな擦り合わせがあったのか(2)韓国側からどのような要望を受け入れたか(3)日 韓間でどのような共通認識があったか――などを検証する。
一方、元慰安婦からの再度の聞きとりはせず、談話の根拠となった証言の信ぴょう性 には踏み込まない。国際社会から「歴史修正主義」と見なされるのを避け るためだ。政府関係者は「検証(review)は歴史の修正を連想させるため、対外的には再検討・再評価(reevaluation)という言葉を使う」 と明かす。…以下略
やはり、何となく迫力がないですね。余程大きな圧力がかかっているか、それとも、 本当にやる気がないのか。
どうやら、アメリカの圧力が実際にあったようです。青山さんがそのあたりを詳しく 語ってくれています。
これが本当なのだとは思いますが、何とかならないものでしょうか。というか、青 山さんも言っているよう に、日本人が本気で安倍さんを支えて、アメリカともきちんと対決できるように応援しないと、結局はうやむやに終わってしまい、アメリカの植民地状態は変わ らないことになりそうです。
やはり、アメリカこそが日本をここまでがんじがらめにしているのはまちがいな いでしょう。今、安倍さんを支えて日本を再生することが出来なければ、当 分、その可能性は遠のくでしょうし、下手をすれば消滅ということもありそうな気がします。安倍さんがアメリカに対してきちんと対決する力を与えることが日 本国民のやるべきことです。